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火照ったヒップをせがむように振りたくると、赤く爆ぜたザクロの実からトロリと白いマン汁が垂れた

御堂乱

のけぞらせておいて、昌平は焦らすようにゆっくり引いた。
「ああん、いやああんッ」
志津子は尻を揺すりたてて泣いた。
もう昇りつめることしか頭になかった。隣で嗚咽している知美や弥生のことも気にならない。ましてや、縛られて部屋の隅に転がされている夫のことなどまったく眼中になかった。性の歓喜に泣き狂う人妻にとっては、たくましい肉の抽送と、それがもたらす熱い法悦が全てであった。
「いやあッ、いやああッ」
志津子は泣き叫び、狂ったように尻を揺すりたてた。もう絶頂は手の届くところにあった。あのくるめくような瞬間を味わうためなら、どんな恥ずかしいことでも厭わなかった。
「もっと……あァ、もっとッ」
志津子はほつれ毛を噛みしばり、淫らに腰をうねらせた。あえぎの中にヒーッ、ヒーッと高い歔き声が混じった。
「ヘヘヘ、好きものめ。これだから人妻はたまんねえ」
巧妙に腰を揺すりながら、昌平は興奮の声をかすれさせた。
とろけるように柔らかい、それでいて良く締まる媚肉だ。このまま逐情を一致させたいのはやまやまだが、それでは十分に「穴比べ」をすることができない。未練を残しながらも怒張を抜いた。
「いやああッ!!」
志津子は身も世も無く泣きじゃくった。
隣に移って知美の尻を抱えこんだ昌平に恨みがましい涙目を向け、
「どうして……あァ、いやよ、やめちゃいや!いやあァ!」
火照ったヒップをせがむように振りたくると、赤く爆ぜたザクロの実からトロリと白いマン汁が垂れた。

出典:~立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

著者: 御堂乱

立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!