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バスタブの縁に腰を下ろした全裸の貴史は、洗い場に膝立ちになり、六つの巨乳をペニスに擦りつけてくる美女たちのパイズリに、うっとりと酩酊した

庵乃音人

「あん、貴史くん……すごい……今日もこんなに硬くなって……」
祈里の官能的な声が、風呂のなかに響き渡った。
「ほんと、いくつになってもいやらしいんだから……」
「そんなこと言わないの、夏海……あん、貴ちゃん、可愛いわ……」
祈里に続いたのは、呆れたような夏海の声と、貴史を擁護する志摩子の声だ。
「あぁ、みんな……気持ちいいよ……ううっ……」
バスタブの縁に腰を下ろした全裸の貴史は、洗い場に膝立ちになり、六つの巨乳をペニスに擦りつけてくる美女たちのパイズリに、うっとりと酩酊した。
豊満な乳房を泡まみれにした女たちは、競いあうように乳肉を押しつけ、亀頭をえぐり、竿をつぶすように揉み込んでくる。
「フフ、気持ちよさそうな顔して……ほんと可愛い……」
卑猥な乳奉仕を続けながら、愛おしそうに祈里が言った。そんな祈里の微笑に心から癒されるものを感じつつ、「祈里……」と貴史はその名を呼ぶ。

出典:~魅惑の桃尻温泉郷 女子大生と恋の四角関係 (リアルドリーム文庫)

著者: 庵乃音人

「夏休みって何か予定ある?」密かに恋い慕う大学の先輩・祈里の誘いで訪れた山村。そこで青年は祈里の友人・志摩子の縁談を断るために偽りの婿候補として“お試し婚”をすることになる。祈里への恋心を抱えながらも縮まる志摩子との距離。さらに志摩子の妹も巻き込み、交錯する恋の行方は!?