「でも、瑞穂さん、最後の日なのに」
沙恵子は眉根を寄せ、瑞穂を振り返る。瑞穂は背後から沙恵子の乳房に両手を重ね、優しく撫であげはじめた。
女性に触れられるのは初めての経験だ。繊細なタッチに、全身の毛穴が開いてしまいそうだった。
「だめです。主役は奥様なんですから」
「あっ。うぅン、だめぇ」
思わず艶っぽい声をだしてしまっていた。祐司はゴクッと唾を飲み、沙恵子の乳房を捏ねあげる瑞穂の指を見つめている。
「そうだね。ママ、今日はたくさん気持ちよくなってよ」
祐司は屈みこむようにして、沙恵子に唇を重ねてきた。自分を抑えることができなくなっているような、濃厚な口づけだった。
舌が差しだされ、口腔に忍びこんでくる。
「んうぅっ」
瑞穂の指が、ブラウスの上からきゅっと乳首をつまみ上げた。優しいタッチのあとの少し荒っぽい愛撫が、性感を一気に上昇させる。
差しだされた祐司の舌に吸いつく。ほんのり甘い唾液に酔ってしまいそうだった。
出典:~僕の家に来た美しすぎる家政婦 (フランス書院文庫)~
著者: 葉川慎司
掃除中にのぞける白い太腿、36歳の悩ましい腰まわり……エプロンでは隠しきれないむっちり女体の家政婦・瑞穂。まさか彼女が、僕の初体験相手になってくれるなんて!濃厚キッス、お掃除フェラに、ご奉仕バスルーム……「してほしいことがあったら何でも言ってくださいね」どんな淫らな願いも叶えてくれる最高すぎる家政婦!