好きな方を重点的に愛でてあげる、との意図を察してなおさら恥悦にまみれ、身を縮こまらせる。間に賢太の顔があるために閉じられないでいる両脚の付け根。視姦に悶える割れ目の上端で、皮を被った肉突起が健気に隆起しつつあるのが見て取れた。
(美幸さんでも、かなり感じやすい場所だし。まだ、触れるのは無理かな)
気遣う気持ちを抱く反面。妹のように見ていた少女の肉体が肉の悦びに順応している事実を再認識し、肉棒が、また一回り膨張した。
「あ、ん……んぅ、ンッ、ふぅうぅぅっ」
切ない声の響きに目を戻せば、いつしか結自身の手がスポーツブラの上から双乳を揉み始めていた。ブラ越しだというのに的確に位置を探り当てて乳首をクリクリ刺激する手つきに、ぎこちなさは感じられない。
「オナニー、結構してるんだ」
意外に思う気持ちが先に立ち、思わず声に出る。発した後で失礼過ぎたと後悔に囚われたのも束の間。無言で首を縦に振る少女のいとけなさに心惹かれ、鼻息と股間の脈動が強まった。
出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫) ~
著者: 空蝉
ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!