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けれど、静恵は孝典のペニスを咥えこんだまま、離さない。離したら、娘の口に入ってしまうと恐れているのだ。

天海佑人

孝典は母親の唇からペニスを引き抜いた。そして、母親の唾液まみれになったペニスを、娘の唇へと突きつける。
「ほら、しゃぶるんだ、愛菜」
愛菜が愛らしい顔を歪め、だめっ、とまたも、静恵がしゃぶりついてきた。
愛菜の目の前で、再び、しゃぶりはじめる。
「うんっ、うっんっ……うんっ……」
益岡先生の妻の頬が、ぐぐっと窪み、ふくらみ、そしてまた窪む。
「ママ、なにしているのっ。そんなことやっちゃだめっ」
と愛菜が母親の剥き出しの肩を掴み、やめて、と揺さぶる。けれど、静恵は孝典のペニスを咥えこんだまま、離さない。離したら、娘の口に入ってしまうと恐れているのだ。
「悪いのは、私なのっ。ママは関係ないのっ」
愛菜がそう言うと、静恵はますます深く咥えてくる。ブルセラ紛いの行為を悪いと悔やんでいる愛菜が、しゃぶりそうだからだ。
「うんっ、うんっ……うっんっ……」
静恵の美貌が上下している。そのたびに、顔に掛かったままのザーメンが、どろりどろりと垂れていく。
孝典は益岡先生の妻の唇から、ペニスを引き抜いた。それは、見事な勃起を取り戻し、静恵の唾液でぬらぬらになっていた。

出典:~先生の奥さん狩り夫の教え子に調教されつづけて (フランス書院文庫)

著者: 天海佑人

「もう許してっ……こんな関係が誰かに知られたら……」哀願の声を無視して続く、孝典の若さに任せた律動。昼間、出勤した夫と入れ替わりにやってくる青狼。エプロン姿で、淫らな下着姿で受ける恥辱の肉交。妻盗の魔味を覚えた少年は次なる生贄に狙いをさだめ……32歳、27歳、38歳……先生の奥さんを堕とす蟻地獄!