貴史は突然その場に屈みこむと、祈里の両足に伸びていたショーツを完全に毟り取った。恥ずかしがって閉じようとするむちむちした脚を開かせるべく、柔らかな内股に手をやり、荒々しい力で左右に開かせる。
「きゃあぁ。あん、やだ、貴史くん、こんなかっこ……」
下半身を剥き出しにした祈里は、貴史の手で大胆ながに股の格好にさせられ、羞恥に染まった声を上げた。汚い壁に押しつけられるのは背中だけではなくなり、下品に開脚したふとももとふくらはぎまでもがぴたりとくっついて肉を震わせる。腰を落とし、相撲取りが四股を踏むような姿になった祈里の下劣さに、いやでも肉悦が増す。
「あぁ、いやらしい……先輩……んっ……」
もっちりしたふとももをあられもない格好に開かせたまま、なおも小便の残滓を溢れさせる尿口に舌を伸ばし、舐め浄めるように舌を擦りつけた。
「ひいぃ。い、いや、貴史くん、そんなとこ舐めないで……汚い……やだやだやだ」
「僕が綺麗にしてあげます。ちっとも汚いなんて思わないけど……んっ……」
いやがって股を閉じ、尻を振って逃げようとする祈里の動きを強引に封じた。
両手に力をこめ、愛しい先輩に野卑な四股を踏ませたまま、ミルクを舐める猫みたいにピチャピチャと淫靡な音を立てて尿口を舐める。
もっさりと生え茂った剛毛が、尿口を舐めるたびに一緒に口のなかに飛びこみ、舌に絡みついた。敏感な舌先をチクチクと刺激する恥毛たちも貴史をそそる。
出典:~魅惑の桃尻温泉郷 女子大生と恋の四角関係 (リアルドリーム文庫) ~
著者: 庵乃音人
「夏休みって何か予定ある?」密かに恋い慕う大学の先輩・祈里の誘いで訪れた山村。そこで青年は祈里の友人・志摩子の縁談を断るために偽りの婿候補として“お試し婚”をすることになる。祈里への恋心を抱えながらも縮まる志摩子との距離。さらに志摩子の妹も巻き込み、交錯する恋の行方は!?