「プールがあるんだし、せっかくだから泳ごうよ」
そう言いながら、優香は突然立ち上がり、自らワンピースを脱ぎ捨てていった。
水着を着用していたのは、最初から慎吾をプールに誘う目論見があったのかもしれない。
(弱ったな。てっきり、プールサイドで話をするだけだと思ったのに。僕は泳げないし、それに……)
慎吾は困惑しながら彼女の行動を見つめていたが、月明かりに照らされたむっちりボディーが陰翳のコントラストを作り出すと、たじろぎながらも、セクシーなビキニ姿に目を見張った。
昼間のワンピース水着もよかったが、やはり露出度の高いビキニは見栄えが違う。
中心部にリボンをあしらったトップは、その上半分がかわいらしいフリルでデコレートされており、くっきりとした胸の谷間を際立たせている。
ボトムはサイドを紐で結ぶタイプのようだったが、やはり上部にはフリルがついており、三角ビキニのセクシーさも男の目を惹くには十分すぎるほどの輝きを放っていた。
小さめのブラと浅めのショーツが小悪魔的な愛くるしさを演出し、優香の魅力を存分に引き出している。
優香が歩み寄ってくると、その圧倒的な蠱惑さに怯んだ慎吾は俯きながら答えた。
「あの……僕、遠慮しておきます。水着も穿いてないし」
出典:~あぶない誘惑ビーチ ビキニ女子大生の童貞指南 (リアルドリーム文庫)~
著者: 早瀬 真人
「もう少し我慢したらいっぱい射精させてあげるからね」 海の家のアルバイト中に、水着姿も艶めかしい女子大生コンビ・亜紀、恵美と知り合いになった慎吾。誘惑されるままに筆下ろしをしてもらう約束をするが二人の友達が中学時代に憧れていた家庭教師のお姉さんで!?ちょっとMっ気のある少年の蕩ける初体験のお相手は――。