(ただサンオイルを塗ってあげるだけのことなんだから)
言い訳を取り繕い、太股の上を跨ぎながらゆっくりと腰を落としていく。
慎吾の臀部と恵美の太股の裏側が接触した瞬間、ペニスがさらなる膨張を見せた。
(あぁぁ。柔らかい。なんて柔らかいんだ)
密接した肌の感触に陶酔しながら、慎吾はオイルを左右の臀部の中心に滴らせた。
川が枝分かれをするように、オイルの河川が外側へ、そして臀裂に向かって伝わっていく。尻朶の谷間へと落ち込んだ雫はさらに下方へと滴り、小高い盛り上がりを見せる恥丘へと流れ落ちていった。
ぬらぬらと照り輝く股間を凝視しながら、慎吾はゆっくりと手のひらを臀部に這わせた。
ぴったりと吸いつく肌の弾力、ぷるぷると震える柔肉の感触が何とも心地よい。
指を中心部へと徐々に近づけながら、慎吾は意識的に前屈みになった。
あそこを見たい、触りたい、そしてペニスを押しつけて擦りたい──。
男の本能が、中枢神経に指令を出す。恵美は、いまだうっとりとした表情で目を閉じたままだ。
慎吾は心持ち腰を前方に移動させ、さらに身体を前に倒した。
ペニスの先端が、尻の谷間に接触する。右手でオイルを塗りながら腰を突き出すと、肉茎の裏茎がすっぽりと臀裂に嵌まり込み、慎吾は身震いするような恍惚感とともに内股をひくひくと引き攣らせた。
腰を浮かせながら肉幹を微動させると、谷間に添い、先端が船底の窪みへと滑り落ちていく。亀頭部が盛り上がった恥丘を擦り、稲妻が貫いたような快楽が全身を揺さぶる。さらに奥深くへ勃起を潜り込ませようと腰をあげた瞬間、恵美が突然身体を反転させた。
出典:~あぶない誘惑ビーチ ビキニ女子大生の童貞指南 (リアルドリーム文庫)~
著者: 早瀬 真人
「もう少し我慢したらいっぱい射精させてあげるからね」 海の家のアルバイト中に、水着姿も艶めかしい女子大生コンビ・亜紀、恵美と知り合いになった慎吾。誘惑されるままに筆下ろしをしてもらう約束をするが二人の友達が中学時代に憧れていた家庭教師のお姉さんで!?ちょっとMっ気のある少年の蕩ける初体験のお相手は――。