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亜紀は独り言のように呟くと、まるで鳥が啄むようなキスを頬や口元に見舞ってくる

早瀬真人

「ふふ、なんか硬いモノが当たってるよ。何これ?」
「そ……それは」
亜紀は一転、淫蕩的な笑みを浮かべながら腰をくねらせてくる。
そんなことをされたら勃起が萎靡するわけもなく、それどころか下手をしたらこのまま射精してしまうかもしれない。
実際、下半身は甘ったるい感覚が覆い尽くし、ペニスはしゃくりあげを見せ、すでに放出へ向けての脈動を訴えていた。
「かわいい」
亜紀は独り言のように呟くと、まるで鳥が啄むようなキスを頬や口元に見舞ってくる。チュッチュッと軽やかな音をたて、やがて唇が奪われると、慎吾は頭をポーッとさせた。
それはあくまでソフトな口づけだったが、これがファーストキスには違いない。

出典:~あぶない誘惑ビーチ ビキニ女子大生の童貞指南 (リアルドリーム文庫)

著者: 早瀬 真人

「もう少し我慢したらいっぱい射精させてあげるからね」 海の家のアルバイト中に、水着姿も艶めかしい女子大生コンビ・亜紀、恵美と知り合いになった慎吾。誘惑されるままに筆下ろしをしてもらう約束をするが二人の友達が中学時代に憧れていた家庭教師のお姉さんで!?ちょっとMっ気のある少年の蕩ける初体験のお相手は――。