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一撃ごとに尻たぶと下腹がぶつかり、派手な音を立てては挿入刺激を裕恵に与えてくる

但馬庸太

「あ、あっ、激し、んひ、はぅううう」
祐介の抽送は強烈だった。ずるりと女口ギリギリまで抜いて、一気に根元まで挿し込んでくる。分かっていても衝撃には抗えず、悲鳴か喘ぎか区別のつかない声を我慢することは無理だった。
一撃ごとに尻たぶと下腹がぶつかり、派手な音を立てては挿入刺激を裕恵に与えてくる。しかし夫と同じで、乱暴で愛しみなど感じない抜き挿しなのに、感じる快感は倍以上の差があった。
挙げ句、祐介の掘削棒によって牝洞の形を変えられ、記憶にある夫の姿形さえも曖昧になっていく。
(許してあなた。変なの。私、あなた以外の男としてるのに、変になってるのっ)
心の中で謝罪しながらも、女体は生まれ出る倒錯の淫楽に支配されかけていた。
肉厚で襞々のびっしり詰まった淫ら筒を、張り詰めた肉の返しが抉ってはすり潰した。女の敏感スポットを否応なしに突いては、蕩けた蜜を誘発させる。

「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!