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出すぞ結衣。お前の膣内に、俺の精液を……おおぉっ!

但馬庸太

「お前の身体は本気で感じてるようだぞ。ほらどうした。抵抗してみろ。このまま膣内に出されたいのか?」
「やだっ、離れてよ。私の膣内から出ていってよぉっ!」
結衣は美尻を振って祐介を拒んだつもりだったが、実際はピストンの動きに合わせて軽く左右に蠢いただけだった。
図らずも剛棒を悦ばせる動きをしたことで、淫孔にも性楽が走る。
心で拒んでも理性で跳ね除けても、エクスタシーの予兆が結衣に襲いかかる。
「出すぞ結衣。お前の膣内に、俺の精液を……おおぉっ!」
「ダメ、ダメ……あっ、ああ」
祐介は結衣の腰を引き寄せ、肉棒を直接子宮に入れ込もうとするが如く、強く押し付けてきた。
瞬間、どぷっと男の熱い性濁流が放出される。
「あ、いや、そんな……本当に膣内に、あひっ、なに?え、あ、はぁあっ」
凄まじい絶望に女体の力が抜けると同時だった。
射精を繰り返し秘肉の中で蠢く男根に刺激され、開いてはいけない扉が開いた。
「あぁっ、嘘、こんなのいやっ!正人以外でなんて、あ、はぁあああっ!」
叫びと共に、筋肉が強烈な緊縮を起こした。眼前に眩い光を浴びて、頭が持ち上がり背筋が反り返る。
総身を包んでいるのは紛れもなく絶頂感だった。
(私、イっちゃってる。犯されてるのに、嫌な男が相手なのに)
嫌悪と快感が入り混じって結衣を襲った。これまでの性体験の中で味わったことがないほどの強烈なオルガスムスに、四肢の末端まで痙攣して自分の身体ではないみたいだった。

「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!