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パックリと花びらをひろげられ、ついに膣口までさらけ出されてしまった修道女は耳をつんざく絶叫をほとばしらせた

御堂乱

「やめて!ああっ、やめてっ!」
前屈みになった神父の手がそこに触れると、テレーゼは浮き上がった双臀を左右に揺すりたてて暴れた。
秘めやかな女肉をかつての恩師の手で剥き拡げられる。灼けるような羞恥はとても現実のこととは思えない。悪夢と思いたいが、繊毛を掻き分ける指の感触は本物だ。剥き晒しの股間にかかる熱い鼻息もリアルだった。
「ダメっ!ダメええっ!いやああああッ!」
ジワジワと開かれていくのが分かる。剥き身にされていく感覚に、敬虔な修道女はもう狂わんばかり。激しい身悶えに乳房を揺らし、胸のロザリオを跳ね上げる。
「ヒイイイイイイッ!」
パックリと花びらをひろげられ、ついに膣口までさらけ出されてしまった修道女は耳をつんざく絶叫をほとばしらせた。
「おおっ、これが……」
ピンクの秘貝を凝視したまま、メリルはしばし声を失った。
神の創造したもうた物の中に、これほど妖しく、またこれほど人の心を惑わす物があろうとは。無垢そのものの笑顔で私の心を虜にした尼僧見習いの娘が、こんなにも淫らな媚肉を秘匿していたとは。
背徳の興奮に、メリルは魂を痺れさせた。
震える指で肉の花びらをつまむと、引き伸ばしながらクニュクニュと揉みしだいた。相手の悲鳴などもはや耳に入ってはいない。目の前で親指と中指を離すと、ねっとりした甘蜜が透明な糸を引いた。
「濡れてるじゃないか、テレーゼ」
敬虔な修道女の眼前に証拠を突きつけてからかった。

「全員、裸で壁際に並んで、尻をこっちに向けろ」夫の目の前で、餓えた獣たちの餌食になる令夫人。愛する娘をかばうため、兵士に強姦される人妻。収容所内で淫らな性的拷問にかけられる美母娘。縛られ、穢され、弄ばれ……無残に横たわる裸身。敗戦国を舞台に御堂乱が描く壮大なハードロマン!