玄関のドアを開けると尻があった。
「う、うわっ」
駆け出した子供に手を引っ張られていた高野勇作は、すんでのところで立ち止まり、どうにか衝突せずにすんだ。
「あ、高野さんおはようございます。大丈夫でしたか?廊下の電球が切れてたので、気づいた時にやろうと思って……ごめんなさい、声をかけておくべきでした」
勇作親子に気づいた西崎恵子の、申し訳なさそうな声が、脚立の上から聞こえてきた。恵子がこちらに振り向いた拍子に、脚立の上で尻が重たげに揺れる。
「おはようございます。そんなこと気にしないでください。そうですか、電球の交換ですか。朝から大変ですね。なにかお手伝いしましょうか?」
恵子の顔を意識して見ながら勇作は言った。少しでも油断すると、すぐ目が下半身に行ってしまうのだ。
仰ぎ見るスカートの裾から、ストッキングに包まれた、恵子の形のいい脚が露わになっている。夏の盛りとはいえ、そこは大人の慎みで、黒いストッキングを穿いているから、脚のラインがなおさら艶かしく見える。気づいてすぐ取り掛かるのは結構だけれど、三十過ぎのバツイチ男には、少々刺激の強い姿だ。
出典:~働く綺麗なおばさん 美臀に魅せられて (フランス書院文庫)~
著者: 鮎川 晃
(恵子さん、本当にいいお尻をしてるよなあ)脚立に乗って電球を交換する女管理人のむっちり美尻。熟女が見せるふとした「隙」が勇作の劣情を募らせる。園長先生、専属家政婦、ハーフの補整下着モデル……働く淑女をひと皮剥けば、フェロモン漂う大人の女体!舐めてしゃぶって味わって……ここは完熟パラダイス!>