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柔肉がえぐり込まれ、めくり返される。荒々しい摩擦と共にヂュボッ、ヂュボッと花蜜が溢れた。

御堂乱

(あひいいいいいいいっ)
うねり迫るエクスタシーの大波に身をゆだねようとした瞬間、またもやピタリと腰の動きを止められた。
「ああっ、いやあっ」
たまりかねて涙声になった。
「フフフ、何だって?何か言いたいことでもあるのかい?」
やめないでェ──そうせがむ牝の眼を見返して、ガイウスがニヤつく。
その意地の悪い眼つきにハッと我に返ったシルヴィアは、
「やめろっ……もう……もうこんなことはたくさんだっ」
唇を懊悩に震わせて、かすれた声を絞りだした。まだ堕ちてはいない。だが残酷なお預けを食わされ、今にも女肉が狂いだしそうなのだ。
「フフフ、下の口は続けてくれと言ってるようだがなァ」
せせら笑うと、ガイウスは責めを再開した。両手で鉄鎖を握り、振幅を好き勝手にあやつる。大きく腰を揺すりたて、次第にピッチを上げていくのは、いよいよとどめを刺すつもりなのだ。
ギイッ、ギイッ……ギイッ、ギイッ。
「あうっ、あうっ……あうっ、あうっ……ああああっ」
柔肉がえぐり込まれ、めくり返される。荒々しい摩擦と共にヂュボッ、ヂュボッと花蜜が溢れた。巨大な矛先の抽送が子宮口を突き破らんばかりだ。
「孕めっ、俺の子をッ」
「いやッ、いやああッ」
こめかみを引き攣らせてシルヴィアはかぶりを振った。もう満足に息もつけない。手足を拘束されていなかったなら、無我夢中で相手にしがみついていたに違いない。そう思わせるほど激しい乱れぶりである。

「全員、裸で壁際に並んで、尻をこっちに向けろ」夫の目の前で、餓えた獣たちの餌食になる令夫人。愛する娘をかばうため、兵士に強姦される人妻。収容所内で淫らな性的拷問にかけられる美母娘。縛られ、穢され、弄ばれ……無残に横たわる裸身。敗戦国を舞台に御堂乱が描く壮大なハードロマン!