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不意に入ってきたガラス棒の硬質な感覚に、初美は悲鳴をあげてのけぞった。あわてて肛門を引き締めた時には、もう十五センチほども沈んでいた。

結城彩雨

「そんなにされたらどうなんだい。はっきり言ったらどうかな、初美さん」
「ああ……」
トイレに行きたいなどと、達也一人ならともかく、九人もの前で言えるわけはない。
「はっきり言えないなら、尻の穴のなかを調べてみようかな、フフフ」
達也は指ほどの太さのガラス棒を取りだすと、指にかわって初美の肛門に押し当てた。ゆっくりと縫うように挿入していく。
「ひいッ……」
不意に入ってきたガラス棒の硬質な感覚に、初美は悲鳴をあげてのけぞった。あわてて肛門を引き締めた時には、もう十五センチほども沈んでいた。
「なにを……ああ、なにをしようというの……」
「これで初美さんの尻の穴のなかを調べるんだよ。ボクの指よりずっと深く入るからね」
「あ、ああ……あむッ……」
深く沈められたガラス棒をクルクル右に左に回転させられ、さらに抽送を加えられて、初美は声をうわずらせて腰をよじりたてた。
「い、いや、達也くん、動かさないでッ」
思わずガラス棒をあやつる達也の手を押さえようとする。

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!