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密着したガードルの上からムギュムギュッと尻肉を鷲づかんでは、肉の弾力と歪み具合を楽しむように、ざわざわとさすりあげて飽くことがない

鳴瀬夏巳

「なによっ……なにがおかしいのっ……笑わないでっ……」
卑猥な瞳がたまらない。ベージュのガードル一枚をピチピチに張りつかせた身に視線を浴びるのは、裸をさらすも同然である。真木子は悔しさと恥ずかしさに唇を噛み、拳を握った。もう言いかえす言葉も見つからない。なにを言いかえしたところで、逆に滑稽に見えるだけということを知っている。
けれど久保川のねちっこい魔手が双臀を這いまわると、さしもの真木子も耐えられない。吊られた女体を夥しくのけぞらせ、ビリビリとしびれさせた。
「さわらないでよっ。さわらないでっ」
久保川の魔手は、彼女が言葉を吐くのにつれて、粘着性を増していった。密着したガードルの上からムギュムギュッと尻肉を鷲づかんでは、肉の弾力と歪み具合を楽しむように、ざわざわとさすりあげて飽くことがない。のみならず、西瓜の熟し方を確かめるように、平手で双臀を張りつけた。パンッ、パンッ、パンッと小気味よい打擲音が室内に響き渡った。
「あっ、や、やめてよっ……あ、イヤッ……ああっ……」
いかにも腹に一物ありそうな男に身体を弄ばれる屈辱に、真木子の胸は張り裂けそうだ。小狡そうな久保川の目がガードルの双臀を矯めつ眇めつ覗きこんでいると思うと、とてもじっとしていられない。無意識のうちに身を激しく揉んでしまう。
またしても嘲り笑いがゲラゲラとあがった。いつの間にやら、四人の男全員が真木子の双臀に寄り集まっているではないか。彼らの興味本位の目を楽しませるため、知らずしらず真木子は豊満すぎる巨尻を振りたてていたわけだ。
「よく恥ずかしげもなく見せつけてくれるわ、このデカ尻を。ブクブクと肥えやがって。ははははっ」
医師の宇野は呆れたという語調を響かせると、久保川を真似てパシッ、パシッと尻を張った。
「あ、ああっ……先生っ……」

人の妻だからこそ、雪のように美しい尻だからこそ、触りたい、穢したい、独占したい!……37歳、30歳、24歳――白昼のリビングで初めての肛姦。抗う言葉が徐々に甘い調べに変わり、自ら双臀を震わせ……。生贄の道を歩むしかない、美臀奴隷誕生の時が近づく。人妻の「本当の性」を露わにする最高のインモラル!