キス

神瀬知巳

抜き差しを浴びながら行う濃厚なキスは、女の意識をドロドロととかす

振り返って告げる。息子の唇が重なってくる。花穂子は口を開けて、舌を欲しがった。佑二が舌を差し入れてくる。ピチャピチャと音を立てて、母と息子は舌を巻き付け合った。抜き差しを浴びながら行う濃厚なキスは、女の意識をドロドロととかす。
神瀬知巳

ちゅっちゅっとキスをしてきた

佑二の頬を両手で挟むと、ちゅっちゅっとキスをしてきた。
神瀬知巳

唇を擦りつけながら、佑二は乳房を揉み上げた

「そうだったわね。口と口のキスはまだだったわね」 佑二は顎を持ち上げて、口元を差し出した。紅の塗られた唇が被さってくる。唇を擦りつけながら、佑二は乳房を揉み上げた。彩香が鼻を鳴らして、佑二の髪に指を絡めてくる。佑二は口を薄く開けて、舌先で彩...
神瀬知巳

佑二は舌をまさぐり入れて、彩香の口内を舐め回した

佑二は舌をまさぐり入れて、彩香の口内を舐め回した。彩香の舌が絡みついてくる。派手な音を立てて、ヌルヌルと巻きつけ合った。 (彩香さんのおくち、甘い) 上になった彩香の側から、佑二の口のなかに温かな唾液が流れ落ちてくる。佑二は喉を鳴らして呑み...
神瀬知巳

妹が潤んだ瞳で告げ、花穂子の口にキスをしてきた

妹が潤んだ瞳で告げ、花穂子の口にキスをしてきた。頭を押さえられ、花穂子は避けることが出来ない。 (また口づけを……) 擦りつくやわらかな唇と甘い吐息を感じながら、花穂子は惑いの目で妹の顔を見る。妹が眉根をきゅっと寄せて、花穂子の唇を解放した...
神瀬知巳

そのままついばむようにして、キスをしてきた

濡れた唇は母に尋ねた。そのままついばむようにして、キスをしてきた。 「いえ、どうぞ、このまま……んむ」 ふっくらとした下唇が引っ張られる。花穂子の口元から涎が垂れ落ちた。手を使えない花穂子は、指で拭えない。
神瀬知巳

彩香の剥き出しの双乳に手を伸ばし、丸い膨らみをすくい上げた

いつもの泰然とした雰囲気は消え、まるで十代の少女のようだった。佑二の頬が緩む。彩香の剥き出しの双乳に手を伸ばし、丸い膨らみをすくい上げた。指先で乳首を弾くと、彩香の紅唇が開いて可愛らしく喘ぎを吐き出す。すかさず口を被せて、唾液を彩香の口に流...
神瀬知巳

少年は両目をぎゅっと閉じ、ただ唇を押しつけていた

継母は紅唇から、最後の抵抗を紡ぎ出した。佑二の顔が近づく。母と息子の唇が重なり合った。突然のキスだった。 (佑二さんと口づけを……) 少年は両目をぎゅっと閉じ、ただ唇を押しつけていた。鼻息は荒く、口元は強張っていた。佑二の緊張が花穂子にも伝...
空蝉

縮こまっていたところを発見され突かれた真弓の舌と、堂本の舌先との間で、唾液の糸が繋がった

縮こまっていたところを発見され突かれた真弓の舌と、堂本の舌先との間で、唾液の糸が繋がった。掻き混ぜられた真弓の唾液が泡立ち、上に堂本が垂らした唾が乗る。撹拌し溶け合った二人分の唾液を、男の舌に流し込まれるまま、女将の喉が嚥下した。
空蝉

女将の唇が、自ら進んで真正面の男に接吻する

これ以上嬌声を漏らさぬため。また言い訳を拵えた女将の唇が、自ら進んで真正面の男に接吻する。受け容れる側の堂本はすぐさま突き出した舌で女将の口腔を割り、チロチロと歯先、歯茎、頬裏の順で舐めしゃぶった。
空蝉

被さってきた男の乾いた唇を、出迎える湿り気たっぷりの女の唇が潤す

不意を打たれ、唇を奪われた。被さってきた男の乾いた唇を、出迎える湿り気たっぷりの女の唇が潤す。軋み弱った心根が男の温みを欲していて、抵抗は接吻を振り解く素振りをするのみに終始する。
空蝉

襦袢の裏地と摺れ合う左右の勃起乳首にも、悦の疼きが蔓延する

腰の芯や背筋、襦袢の裏地と摺れ合う左右の勃起乳首にも、悦の疼きが蔓延する。左肩を掴まれ引き寄せられた真弓の上体が、堂本の胸板に密着する。そうして近づいたうなじにキスの雨を降らされ、くすぐったくも甘痒い感情が芽吹いてしまう。
宝生マナブ

残った一つは猛然と雅也の唇と舌にむしゃぶりついてきた

慌てて言われた通りにすると、空気が動く気配が伝わってきた。何かが近づいてきていると思った瞬間、雅也の口に滑らかで温かく、とても気持ちいいものが突進してきた。二つあるものの一つが離れると、残った一つは猛然と雅也の唇と舌にむしゃぶりついてきた。...
宝生マナブ

加奈子はペニスを愛撫したまま口づけをしてくれたのだ

単なるライトキスであっても、美人姉妹のWキスとなれば快感は凄まじい。雅也は大きく叫んでしまった。しかも加奈子はペニスを愛撫したまま口づけをしてくれたのだ。たちまちトランクスの中に大量の先走りが漏れだした。
宝生マナブ

顔の全てにスタンプを押すようにしてキスを浴びせるうちに

男子高生も女子大生も、唇以外の場所なら、ありとあらゆるところに唇を押し当て、キスの音を響かせた。頬、耳、鼻、顎……。顔の全てにスタンプを押すようにしてキスを浴びせるうちに、雅也も詩織も「ああああっ!」と官能を深くしていく。
宝生マナブ

唇で感じた柔らかさは、あまりにも気持ちよすぎたのだ

心を震わせながら、雅也は唇を女子大生の額に押し当てる。ちゅっ、という音をさせた瞬間、雅也の魂が蕩けた。唇で感じた柔らかさは、あまりにも気持ちよすぎたのだ。
宝生マナブ

身体のあちこちに詩織のバストが密着し、これも相当な快感を与えてくる

詩織の唇は次に、雅也の首筋に襲いかかる。再びキスの嵐を浴びせながら、真っ白な指が学ランのボタンを外していく。その時に、雅也の身体のあちこちに詩織のバストが密着し、これも相当な快感を与えてくる。雅也が夢と現の境界をさまようほどになった頃、学ラ...
大泉りか

右手は熟した人妻の軟乳、左手でピュアな十代娘のプリ尻

デニム地のショートパンツ越しの若尻を、ゆっくりと撫で回すと美波はもどかしげに腰をうずうずとくねらせた。もう一方の、凪子を抱えた手に力を込めて抱き寄せると、その唇に口づける。右手は熟した人妻の軟乳、左手でピュアな十代娘のプリ尻、これ以上の贅沢...
大泉りか

パジャマの裾をめくり上げて手を差し込むと、ノーブラの軟らかなバストが指先に触れた

部屋の中に美波がいることには気がつかないでいる凪子の上にのし掛かり、起きたばかりで熱っぽい身体を抱き締めると唇を貪る。舌を差し込むと、凪子はすぐさま積極的に絡み返してきた。くちゅくちゅと唾を行き来させながら、パジャマの裾をめくり上げて手を差...
大泉りか

作りたてのプリンのような、蕩けそうな膨らみを舌先でつつくと

美波をぎゅっと抱き寄せるとその愛らしい額にくちづけた。瞼、頬と下がってようやく唇へとたどり着く。さっきまでのキスで力が抜け緩んだ唇の感触は一層柔らかだった。作りたてのプリンのような、蕩けそうな膨らみを舌先でつつくと、美波はふん、と子猫のよう...