「ああ、ママ、ママの唇と舌が、耳に触れるだけで、僕、気が遠くなるほどに、気持ちいい……。ああ、ママって、やっぱり最高だよ……。ぼ、僕、早く、ママと一つになりたい……」
「あうん、それはママも同じよ。でもねぇ、よく聞いて、健太ちゃん……。ママと健太ちゃんは親子なの……。親と子との交わりは、いくらこの島の変な祭りの風習でも、許されてはいないの……」
「ええっ!?……そんな……」
「分かるわ、健太ちゃんの気持ちは……。ママだってそうなのよ。ママも健太ちゃんと一つになりたい……。でも、無理なの……」
「ああ、イヤだよ、そんな……」
「駄々を捏ねないで聞いて、健太ちゃん……」
由美の舌先が、再び健太の耳朶を舐めしゃぶる。耳の孔にまで舌先が潜る。そのたびに健太の体が大きく痙攣し、由美の下腹に押し付けられていた若々しい巨大な肉棒が力を漲らせて蠢く。
(ああん、す、凄い……。健太ちゃんも堪えられないでしょうけれど、こんな凄いお魔羅を見て、下腹に押し付けられたなら、私のような三十路半ばの女が、挿し込まれるのを我慢するのって、生き地獄そのもの……。ああ、ママも、欲しい……)
理性が辛うじて利いているものの、体はすぐに反応し、下腹のやわ肉に突き挿さる肉棒を刺激するように、由美の下半身が円を描いて動き始めていた。
「ああ、ママ、凄い、刺激……。僕、ママのお腹に、射精しそうだよ……」
「いいのよ。お腹でもどこでも、射精していいのよ……。ごめんね、健太ちゃん、ママ、健太ちゃんとは交われないけれど、その代わり、ママのあそこ以外のすべてを使って健太ちゃんを気持ちよくさせてあげる……。それで今は赦して、健太ちゃん」
「本当?ママ、僕のち×ぽ、そのママのいやらしい口で咥えてくれたりするの?」
「いやらしい口なんて、ああん、ひどいこと、言わないで……」
「だって、僕、ママの口を見ても、おっぱいを見ても、お尻を見ても、着ているものの中身を想像しただけで、何度だってオナニーできるんだもの……」
「だめぇ、ママの耳に熱い息をふきかけながら、そんないやらしいこと言わないで」
「本当なんだね、ママ……。おま×こしなければ、何でもしてくれるんだね」
「んもう、健太ちゃんったら、ママの耳元でそんな卑猥なこと言うなんて……」
著者: 小鳥遊葵
「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。