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バススポンジが、ペニスの裏側の敏感な筋を往復する。直接、瑞穂の指が触れているわけでもないのに、とろけてしまいそうなほど気持ちがいい。

葉川慎司

「そうですよ。そのまま」
瑞穂の唇が、耳たぶのすぐそばで言葉を紡いでいる。吐息がかかり、背筋がゾクゾクする。体中の血液が沸騰したように熱くなり、下半身にエネルギーが集約した。下腹部を見ると、痛々しいほどに肉竿が屹立している。
(ああ……瑞穂さんに、勃起してること気づかれる……)
スポンジを持った瑞穂の手が、下腹部から股間に滑ってくる。瑞穂はそっと押し当てるように、バススポンジをペニスに重ねた。
「はうっ」
触れた瞬間、電撃のような快感が股間を迸り抜けた。声が出てしまい、全身が燃えあがったように熱くなる。
瑞穂はまず、軽く撫であげるように、スポンジを下から上に動かした。それだけでも、肉棒が硬くなっていることには気づいたはずだ。しかし、手先の動きに、驚きや躊躇は感じられない。
「ほらっ。どうってことないでしょう」
「う……うん」
瑞穂にとっては、本当にどうってことないのかもしれない。看護婦が患者の体を拭く時のような感覚なのだろう。そう思うとちょっと寂しい気もする。しかし、こんなに気持ちのいい思いができるならなんでもいい。
「リラックスしてください。声をだしてもいいんですよ」
バススポンジが、ペニスの裏側の敏感な筋を往復する。直接、瑞穂の指が触れているわけでもないのに、とろけてしまいそうなほど気持ちがいい。
「ううっ。ホントに、いいの?」
「わたしに気なんか使わないでください」
瑞穂はスポンジで掴んでしまうように、五本の指を肉棒にからめた。指先の滑らかさまではわからないが、掴まれている感覚ははっきり伝わる。
「ああっ。だめだよ」
「痛いですか?」
「気持ちよくなっちゃいそうなんだ」

出典:~僕の家に来た美しすぎる家政婦 (フランス書院文庫)

著者: 葉川慎司

掃除中にのぞける白い太腿、36歳の悩ましい腰まわり……エプロンでは隠しきれないむっちり女体の家政婦・瑞穂。まさか彼女が、僕の初体験相手になってくれるなんて!濃厚キッス、お掃除フェラに、ご奉仕バスルーム……「してほしいことがあったら何でも言ってくださいね」どんな淫らな願いも叶えてくれる最高すぎる家政婦!