最高のシーンを想像して唇をニヤリと歪めたそのとき、微かな物音に気づいて耳をそばだてる。
誰かが足音を忍ばせてトイレに入ってきた。熱心にフェラチオをする赤城夫人の耳には届いていないが、最初から注意を払っていた神谷は確信していた。
(来たな……)
夫人に気づかれないよう、そっと手を伸ばしてドアの鍵をはずす。つま先でドアの開く角度を調節して、ほんの少しだけ隙間を作る。
すべての準備を整えてから、股間に顔を埋めている令夫人のロングヘアを撫でまわす。そして、いきなり後頭部を抱えこみ、自慢の剛根を根元まで押しこんだ。
「うぐううッ!……」
茎胴を締めつけていた唇の隙間から、苦しげな呻きがあふれだす。亀頭の先端で喉の奥を突かれて、突然の苦痛に悶絶している。
(まだまだ、もっと苦しんでもらいますよ)
慌てて肉塊を吐きだそうとするのを力で強引にねじ伏せた。そのまま頭をグラグラ揺さぶり、剛直をリズミカルに叩きこんでいく。
「んぐッ……ぐうッ……ぶぐッ」
有無を言わせぬイラマチオに、きつく閉じられた双眸から涙が溢れだす。
こらえきれない呻き声とともに、涎れが顎先からこぼれ落ちる。男子トイレの不潔な床に、貴婦人の唾液が溜まりを作っていく。
すると個室のなかで響く淫らな音に誘われるように、何者かがドアの隙間に顔を寄せてきた。
著者: 北都凛
(あなた、許して。私にもう妻の資格はないわ)試着室、立ちバックで貫かれる38歳の社長夫人。かつて自分に低姿勢だった外商部員の罠に堕ち、凄絶な凌辱に耐えるうち、熟れた躯には魔悦が……美しい院長夫人、気丈な令夫人、二児の熟母。閉店後の百貨店は、淑女狩りの淫獄ハーレム!