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太い肉棒を無我夢中で吸いつづけた小さな唇は、逆流してきた粘っこい乳液状のザーメンにまみれている

御堂乱

知美は青ざめた頬を涙で濡らしながら、グラグラとかぶりを振った。
尊敬する義父、姉とも慕う召使いの弥生の、まさに野獣のそれとしか評しようのない狂気の振る舞い。純真で潔癖な女子高生の受けたショックは計り知れない。
ハアッ、ハアッ……。
主人である浩の吐精を胃の腑に流しこんだ弥生は、火照ったポニーテールの美貌をもたげたまま、あたかも百メートルを全力疾走した後のように荒い呼吸にまみれていた。太い肉棒を無我夢中で吸いつづけた小さな唇は、逆流してきた粘っこい乳液状のザーメンにまみれている。顎の真下で、発作を終えた浩のペニスが急速に萎えつつあった。熱いスペルマのほとんどを弥生の体内に呑み込ませたにもかかわらず、高島家のリビングはむせかえるほど濃い栗の花の香に満たされていた。
「お嬢さまには……お嬢さまには何もしないで」
熱いアクメの余韻の中で、弥生はうわごとのように男たちに懇願した。
フェラチオはもちろんのこと、クンニされたのも初めてだ。自分が嚥下した熱い劣情のほとばしりが男の精液であることは分かっても、その瞬間に味わった息も止まるほど芳烈な感覚──全身が火柱のように熱くなって炸裂し、頭の中が真っ白になって虚空に放り出され、その後には硬直と痙攣、そして重い倦怠感が残った──が、絶頂と呼ばれる状態であることも理解できていない。

出典:~立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

著者: 御堂乱

立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!