「う、うん」
「舐めてもいい?」
「いいよ。舐めて」
祐司は口舌愛撫を求め、腰をくいくいと突きあげる素振りをした。昂ぶっている。義理の息子が、自分を求めてくれている。それがなにより嬉しかった。
沙恵子は瞼を閉じたまま薄く唇をほころばせ、ペニスの裏側にそっと押しつけた。
「はうっ」
祐司の唇から、上ずった愉悦の声がもれる。舌を差しだし裏筋をつーっと舐めあげる。祐司はわななくような呻き声をもらした。
「少ししょっぱい」
舌で舐めあげる。塩気をふくんだ汗の匂いが鼻腔に充ちた。沙恵子は焦らすように、ちろちろと舌を這わせた。
「ごめん。お風呂、入ったんだけど」
「ううん、いいの。とっても美味しい」
唇をOの字に開き、ぱくりと亀頭を呑みこむ。
「はうぅっ!」
祐司の唇から喜悦の叫びがもれた。亀頭はぱんぱんにふくらみきり、口の中でさらにむくっと一回り大きくなったような感じだった。
口をいっぱいに開けても、ペニスの三分の一くらいしか呑みこむことができない。
(瑞穂さんなら、もっと深く咥えるのかしら……)
家政婦のことを考え、沙恵子は静かな闘志を燃やす。
「んぐ。んっ、んんふ」
鼻からもれる息が荒くなる。沙恵子は、祐司のペニスを口腔深く抽送した。義理の息子の肉竿が、口の中でさらに大きく、ぐぐっと反り返ったようになる。
亀頭が喉の奥に当たると、頭の中が真っ白になった。グチュグチュと淫猥な潤滑音を響かせ、何度も何度も祐司の肉竿を口腔粘膜で擦り立てる。
出典:~僕の家に来た美しすぎる家政婦 (フランス書院文庫)~
著者: 葉川慎司
掃除中にのぞける白い太腿、36歳の悩ましい腰まわり……エプロンでは隠しきれないむっちり女体の家政婦・瑞穂。まさか彼女が、僕の初体験相手になってくれるなんて!濃厚キッス、お掃除フェラに、ご奉仕バスルーム……「してほしいことがあったら何でも言ってくださいね」どんな淫らな願いも叶えてくれる最高すぎる家政婦!