肉亀をねっとりと舐めまわし、いきなり唇をかぶせてくる。唾液をたっぷり湛えた口内は生温かくて、普通の男ならそれだけで射精してしまいそうな快感だ。

そして、こわばった顔の浩二と一緒に、綾乃の鼻先に屹立を突きつけた。
「ああ……こんなことって……あんまりですわ」
綾乃は恨みっぽくつぶやきながらも、濡れた舌を卑猥に伸ばしてくる。
まず最初に触れたのは浩二の亀頭だ。しかし、すぐになにかを感じ取ったのか、あっさりと舌を離して次の逸物を探し求める。
「ずいぶん早いですね。それでは二本目です」
神谷は今にも泣きだしそうな浩二を押しのけると、人妻の前で剛根を揺らした。
「はあンっ、この匂い……んふぅっ……はむううっ」
肉亀をねっとりと舐めまわし、いきなり唇をかぶせてくる。唾液をたっぷり湛えた口内は生温かくて、普通の男ならそれだけで射精してしまいそうな快感だ。しかも綾乃は首まで振りだして、なかなかフェラチオをやめようとしない。
（まったく……セレブというよりも飢えた獣だな……）
思わず苦笑しながら、人妻のおしゃぶりを眺めていた。
隣りで覗きこんでいる浩二が、肉棒の先端から先走り液を溢れさせている。しかし百戦錬磨の神谷は、まったく涼しい顔で詰問を浴びせかけていく。
「さあ、もういいでしょう。どちらが旦那さんのモノですか？」
ようやく剛根を吐きだした令夫人は、ハアハアと息を荒げながら告げてくる。
「後からおしゃぶりしたのが、神谷さんのおチ×ポですわ」
アイマスクをしているが、その表情が蕩けきっているのは一目瞭然だ。
神谷はニヤリと相好を崩しながらも、厳しい口調で言い放つ。
「質問を聞いていましたか？旦那さんのチ×ポがどちらかをお尋ねしたのです。宮原夫人、あなたには後で罰ゲームを受けていただきます」