両手を縛ったどす黒い縄が、タンクトップの胸元の上下に食い入っていく

裕美はリビングと隣の和室との境にある柱を背にして、立ったまま、後ろ手に縛りつけられていった。いつでも女を縛れるように、浩二たちは常に縄を持ち歩いているようだった。
両手を縛ったどす黒い縄が、タンクトップの胸元の上下に食い入っていく。
不良たちは女を縛ることに、とても手慣れていた。これまでも、別の女たちをこうして縛ってきたのだろう。同じ高校三年生の男として、あまりに違いすぎて、孝典は驚く。
「おま× この具合はどうだい」
康夫が裕美の恥部に指を伸ばしていく。いやっ、と裕美は腰をよじらせるが、まったく意味がなかった。康夫の指がずぶりと裕美の割れ目に入っていく。
「あうっ……」
裕美の清楚な美貌が苦渋に歪む。またも、すがるように孝典を見つめてくる。その目を向けられるたびに、孝典のペニスから我慢汁がにじみ出す。すでにブリーフはねっとりと汚れていた。