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繊毛の中に剥きくつろげられた三つの肉花は、どれも焚火の赤い炎に映えて妖しい

御堂乱

「フフフ、だいぶとろけてきたようだ。そろそろ御開帳といくか」
顔を見合わせてほくそ笑む三人の兵士の眼に、メラメラと激しく燃え盛る焚火の炎が映っている。盛り土の上に乗った女闘士らのヒップ。せり上がった開脚股間の前にしゃがんだ兵士らの手がいっせいに伸びた。
「これはどうだ」
「もう洪水だぜ」
「ヘッヘッヘッ、よっぽど寂しかったんだなァ」
繊毛の中に剥きくつろげられた三つの肉花は、どれも焚火の赤い炎に映えて妖しい。久しぶりの愛撫に敏感な反応をみせ、おびただしいまでの熱い果汁を溢れさせていた。とろけきった粘膜のあわいに、クリトリスがルビー色の固い実を尖らせている。

「全員、裸で壁際に並んで、尻をこっちに向けろ」夫の目の前で、餓えた獣たちの餌食になる令夫人。愛する娘をかばうため、兵士に強姦される人妻。収容所内で淫らな性的拷問にかけられる美母娘。縛られ、穢され、弄ばれ……無残に横たわる裸身。敗戦国を舞台に御堂乱が描く壮大なハードロマン!