いつものことだが、射精する瞬間、浩二の頭を占めていたのは女教師牧村小雪の姿であった。
(小雪先生――)
胸の内で呼びかけてみる。
彫りの深い勝気な美貌。
男っぽく袖を捲り上げたコットンシャツの胸は、眩しいほど官能的な乳房のふくらみを仄めかし、教科書を朗読しつつ机間巡視する際には、形良いふくらはぎを露わにしたクロップトパンツの尻が、張ちきれんばかりの弾力とボリュームを誇示して左右に揺れ弾む――半年前に赴任してきて古文の授業を担当している牧村小雪は、全男子生徒の憧れの的であり、同時に彼らの青い性の想像上の捌け口、すなわちオナペットでもある。
(先生もあんなふうに気をやるのかな)
勝気なインテリ女教師が男に抱かれ、裸の尻を振ってヨガリ歔いている光景を想像すると、鳥肌がたつほど興奮した。
いつもは部屋に戻って、小雪を想いながら自慰に耽るのだが、今夜はとても我慢できそうにない。
浩二は片手でジャージをズリ下げると、下半身を丸出しにし、梁にしがみついたまま手淫を始めた。一度射精を済ませているのに、相変わらず隆々としている勃起を闇の中で目撃する者がいたとしたら、驚嘆して目を瞠ったことであろう。というのも、浩二のそれは長さ二十五センチにも達する巨根なのだ。
日本人の平均が十二~十三センチと言うから、その二倍ほどもあるわけで、いきおい手すさびの振幅も大きくなる。臍の上まで反りかえった肉バットを握りしめ、シュバッ、シュバッと豪快にしごきあげる様は、壮観と言うほかなかった。
凄いのはサイズだけではない。噴出の勢いも量も半端ではなかった。立ったままで放出した時など、肉汁で天井を汚してしまったほどなのだ。
今夜の手淫はいつにも増して激しい。それは昼間のあの出来事がまだ記憶に生々しく、間近に嗅いだ女教師の甘い体臭が、鼻腔の奥に残っているせいだった――。
出典:~蔵の中の未亡人兄嫁 (フランス書院文庫) ~
著者: 御堂 乱
「ああ、義姉さんのおま×こ、とてもぬくいよ」背後からのしかかり、狡猾に腰をあやつる高校生。苦悶にゆがむ美貌、生汗で妖しくぬめ光る肌……24歳の若未亡人を襲った悪魔義弟のレイプ調教。46日間にもおよぶ、昼も夜もない地獄の生活。蔵の中――それは兄嫁を淫獣に変える肉檻!
