頭をゆっくりと前後に振り、口内に収まっている肉棒を、口の中のすべてで扱くことで、綺麗にしようと試みる

「ママの体で、汚いところなんて一つもないよ」
「う、嬉しい……。それでママ、健太ちゃんに、明日の夜、思い切って、後ろの孔、あげたくなっちゃった……」
「ええ!本当、ママ……」
「ええ。ママ、とても恥ずかしいのよ……。でも、健太ちゃんが望むなら、ママの持ってるもの、何でもあげちゃう……」
やがて若い女と結ばれることになるはずの健太に対し、義母としての結論は、いまあるすべてを差し出して、お互いに悔いを残さず、その日までを共に暮らす、ということだった。
「ママ、ぼ、僕……。明日の夜を想像しただけで、射精しそうだよ……」
「ああん、だめよ……。さぁ、思い切って恥ずかしいことは言ったし、ママ、この逞しいお魔羅、お口で綺麗にしてあげるね……」
まだ生々しい匂いをまき散らしている肉棒の先端に舌を挿しだす。
(ああ、私って、ほんとうにいやらしい……。求められてもいないのに、自ら、ううっ、後ろの孔を差し出そうと、するなんて……)
健太は殊の外、悦んでいた。
(私だけよね、健太ちゃん……。まさか、留美子さんや咲枝さんと、お尻でなど、交わってはいないでしょう……)
恥ずかしさを忍んで後孔での交わりを口にしたのは、淫唇での初体験を、他の女に奪われたからだった。留美子や咲枝がまだしていなかったことを、健太に初体験させてやりたかった。
「ママ、お魔羅、綺麗にしてあげるね……。うわぁ、凄い……。健太ちゃんのお魔羅、まるで液体チーズを塗されているみたいよ……」
「そ、それはママのだよ……。ママ、僕がま×こ舐めてるときだって、どろどろのお露を垂れ流していたんだから」
「い、いやらしいこと、ああ、言わないで……。ううん、もう、赦さないから……」
いつもは長竿を先から根元まで舐めてはしゃぶり、唾液の潤滑油をたっぷりと塗してから、先端を呑み込むのだが、いまはあえて、正面から肉棒を口中に呑み込もうとしていた。
(お口に入れるわよ、健太ちゃん……)
由美は思い切り、大口を開けた。
(ああん、私の顔、たぶん、とても醜くなっているはず……)
大きく口を開け、肉棒を頬張ろうとしている自分の顔を思い描いただけで恥ずかしくなる。口を開けたままに舌を挿しだす。舌先が亀頭の先端に触れた。
(ああ、健太ちゃん、私の口を見つめている……)
視線を向けなくても、気配で分かった。健太が凝視している。
(醜いでしょう……。でも、健太ちゃんのお魔羅、こうして大口を開けて、醜い顔にならないと、頬張れないんですもの……)
毒喰わば皿までだった。もう、すべてをさらけ出したのだ。気取っていては健太に最上の悦感を与えることはできない。
「ま、ママ……ああ、早く……」
健太が焦れて腰を突き出したことにより、すぐ間近まで迫っていた肉棒が、大開きにしていた由美の口の中に押し込まれた。
「うおっぷぅ……るむはぁ、息が、で、でひぃないひぃ」
口内の隙間をみっちりと埋められて、息を吸うのもままならない。由美は目を瞑り、健太の尻に回していた両手に力を加え、口内の最深部にまで肉棒を挿し込んだ。
「ううっ、ママ……ママの喉ちんこが、ち×ぽに触れてる……。ああ、喉ちんこが震えて、僕のち×ぽの先を叩いてる……。ああ、気持ち、いい……」
健太の喜悦ぶりが口内の肉棒から伝わってくる。長さが増し、硬くなる。
(あぅっ、あああ、舌を使えない……)
これは交わりの序章ではない。汚れた肉棒を舌で舐め清めようとしてのことだった。
(舌じゃ、無理……。口の中、全体でしなければ……)
隙間なく口内粘膜を圧している肉棒の形を、由美は口内で推し量っていた。由美はそのままの状態で、頭をゆっくりと前後に振り、口内に収まっている肉棒を、口の中のすべてで扱くことで、綺麗にしようと試みる。舌は肉棒の裏側にぴったりと吸い付いていた。
「ま、ママーーーっ、ああ、口ま×こ、ああ、いいよ……。気持ち、いい……。ぼ、僕、ああ、こんなのはじめてだよ……。ママの口が、おま×こになってる……」
由美は頭を上下に振ることで、何度もうなずいていた。
(口ま×こ、なんて……。健太ちゃん、無意識に私の性癖を口にしている……。そうよ。私も、健太ちゃんのお魔羅、おま×こに挿し込まれている気分……。ああ、この充実感が、素敵……。私、お魔羅を口に含んだままに、あああ、達しそう……)
「ママ、僕、ママの口に出していいでしょう……。ぼ、僕、本物のママのおま×こに、もう一度ち×ぽ挿し込みたくなっていたのに、ああ、持たないよ……」
「いひぃのよ……。ちょーらい……ちょうらい……はひぃん、ママもぅ、はひぃっ、イキひぃ、そう……」
言葉にならない。凄まじい圧迫感に気が遠くなる。
(ああ、お口がこんなに感じるなんて……)
それは由美にとっても初体験だった。肉棒をしゃぶることは大好きだった。だが、それはあくまでも、交わりの序章に過ぎなかった。いまは違う。
(そう、これまでとは、違うわ……。私と健太ちゃん、いまはおま×このときと同様、あああ、深々と、交わっている……。ああ、気持ち、いい……。お口に挿し込まれているのに、あああ、おま×こが、痺れる……。あああっ、私、イってるぅ……うううっ、あああ、はひぃーーーっ、私、落ちる……あああ、いい)
「ママ、出るよ……。いっぱい、出るよ……。ママ、僕の精子、呑んで……。気持ち、いい……。ううっ、で、出る……」
迸りの勢いにたじろぐ。最初の濃い礫が喉奥を急襲した。そのまま食道に染み込んでいく。息をつく間もなかった。第二弾第三弾と、立て続けに濃厚な種ミルクが口内に弾ける。
由美は、義理の息子である健太の精子を一滴も零さずに嚥下しようと、顔を歪めながらも恍惚とした表情のまま、いつ果てるともない噴射を受け止めていた。
十数度、肉棒の先端が痙攣した。やがて律動が止まり、幾分、口内に隙間ができた。
(凄い……。ああ、ママ、健太ちゃんのミルク、全部、いただいちゃった……。ああん、掃除するはずだったのに……)
ゆっくりと口から肉棒を解放した。依然として肉棒はぬるぬるしていた。ついさっきまでとは違い、唾液にまみれていた。先端からミルクの残滓が滴りそうだった。由美は慌てて舌を出し、それを掬い取る。
(ああ、美味しい……。それにしても、最後の一滴までが、とても濃厚な味……)

出典:~熟女のやさしい筆おろし (フランス書院文庫)

著者: 小鳥遊葵

熟女のやさしい筆おろし

「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。