乳首のあたりを中心に、円を描くように動いていたバススポンジが、下半身に滑り降りてくる

葉川慎司

ふたたびバススポンジが生き生きと動き始める。瑞穂は祐司の広い背中を端から端まで丁寧に洗い尽くすと、脇腹のほうから右手を前に回してきた。
「え。あ、瑞穂、さん……もう、いいよ」
「せっかくですから、全部洗わせてください」
「ぜ、全部!?」
股間で屹立する男根は、すでに百パーセントの状態で硬直している。この状態を曝すことなど、できるはずもない。
「後ろからなら、そんなに恥ずかしくないでしょう」
瑞穂は背後から抱きついてくるように、両手を祐司の胸に回してきた。バススポンジを持っていない左の指先が、左の乳首のあたりをかすめる。かすかな吐息をもらし、祐司は呻いた。
「祐司さんは、奥様のこと苦手に思っているわけではないんでしょう」
「まあ、最初は、取っつきにくいところあるかなって思ったけど、意外に細かいところに気がつくっていうか、優しいなって思うことはあるよ」
「奥様、すごく優しい方だと思いますよ。だから、もっと、甘えてあげてください。奥様だって、祐司さんになにかしてあげたいって思ってるはずです」
乳首のあたりを中心に、円を描くように動いていたバススポンジが、下半身に滑り降りてくる。話題を逸らされ忘れかけていたが、瑞穂は本気で全身を洗おうとしてくれているようだ。
「もういいよ。ほんと、もういいから」
「遠慮しないでください」
「遠慮じゃなくて……」
「ここが大きくなってるからですか?」
バススポンジが、股間を隠す両手の甲に触れる。瑞穂の言葉に、祐司は彫像になったように固まった。
(気づかれてた……)
いつから気づいていたのだろう。股間のペニスは完全に両手で覆い隠している。背後にいる瑞穂からは、見えるはずがないのだ。なのに、気づかれていた。猛烈な羞恥が祐司の頬を火照らせる。
「男の子なんだから、普通のことですよ。隠さないで、手をどけてください」
瑞穂は優しくバススポンジで手の甲を撫でてくれる。その時、背中にむにゅっとやわらかな感触が触れた。
(おっぱいが……当たってる……)
瑞穂に触れられ、勃起しているだけでも恥ずかしいことだ。早く収めなければと思っているのに、これではますます股間がいきり勃つばかりだ。

出典:~僕の家に来た美しすぎる家政婦 (フランス書院文庫)

著者: 葉川慎司

掃除中にのぞける白い太腿、36歳の悩ましい腰まわり……エプロンでは隠しきれないむっちり女体の家政婦・瑞穂。まさか彼女が、僕の初体験相手になってくれるなんて!濃厚キッス、お掃除フェラに、ご奉仕バスルーム……「してほしいことがあったら何でも言ってくださいね」どんな淫らな願いも叶えてくれる最高すぎる家政婦!

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