「ああん、凄い……。健太ちゃん、また、一回り、大きく、硬くなって……」
脳裏に浮かんだ、義母と留美子の淫唇を思い出すことにより、肉棒はさらに隆々と聳え立つ。咲枝は嬉々として、扱く手の動きを速くする。
「あ、だめだよ、咲枝さん……。そんなに激しくされたら、僕、また出ちゃう……」
「うふっ……。そうね。お口の中ならまだしも、手に出したのではもったいないわ。これは全部、あたしのおま×この奥にしぶかせてもらうのだから……」
微笑みが妖艶過ぎた。健太には女にその卑猥極まりない女性器の俗称を口走らせてみたい、という欲求があった。
(とくに、ママに言わせてみたい……)
だが、義母は頑なに口にしようとはしなかった。
(それなのに、咲枝さんは自ら進んで、おま×こ、と言い、その語感に昂ぶっているようだ……)
事実、その下種な四文字言葉を口走るたびに、口元の間近にある肉棒にかかる咲枝の吐息の熱があがる。
「ああ、欲しいわぁ……。健太ちゃんの初物をいただけなかったのは悔しいけれど、でも、ああ、今日はたっぷりご馳走してもらえそうだから、あたし、嬉しい……。さぁ、シャワーかけるわね」
咲枝はたわわな肉乳を揺らしながら立ち上がると、シャワーを取ろうと手をのばす。目の前にロケット砲のような肉乳が迫り出してくる。
「大きい……。咲枝さんのおっぱい……」
健太はたまらず、目の前に迫ったおっぱいに手をのばし、軽く鷲掴んでいた。
「はぁーーーっ、乳首がこすれて、気持ち、いい……」
咲枝は健太の手を進んで受け入れていた。シャワーが降り始め、二人とも適温の湯シャワーにびしょびしょだった。しゃがんでおっぱいをしゃぶろうとする健太の頭を、咲枝が掻き抱く。引き寄せられた。
(咲枝さんのおっぱい、やわらかい……)
健太は乳首を口に含んでいた。咲枝の喘ぎ声がシャワーの湯とともに降ってくる。
「ああ、健太ちゃん、ああ、後で、この大きなおっぱいで、あなたのお魔羅、挟んだまま、しゃぶってあげる……」
咲枝は自ら口にした、卑猥な言葉に昂ぶっているようだった。しゃぶられている乳首が屹立し、背が撓り、尻が震えている。
「咲枝さん、僕、もう、挿し込みたい……」
「ああん、健太ちゃん、いやらしい……。挿し込みたい、だなんて……」
咲枝は乳房を口に含ませながら、手をのばしてシャワーを止めた。
「お風呂場でするのもいいけれど、お布団に行きましょう。そのほうがゆっくり、挿し込めるでしょう……。でもその前に、ちょっとだけ、健太ちゃん、のお魔羅、ここであたしの口に入れさせて……」
咲枝は再び、健太の前にしゃがんだ。見上げてくる咲枝の目が濡れている。昂ぶりに潤んでいる。それは健太も同様だった。
(おっぱいにち×ぽを挟んで、しゃぶってくれるなんて……。咲枝さんが、パイズリしてくれるなんて……)
むろん、初体験になる。知識としてはあった。義母には後々リクエストするつもりだった。
(ママ、咲枝さんとこうなっていることを知ったなら、きっと、哀しむよな……。告白すれば、ママは絶対に同じことをしてくれる……。おっぱいで挟んで、しゃぶってくれる……)
咲枝のロケット砲のような乳房。留美子のは大きなお椀のようだった。
(ママのおっぱい、まるでメロンのよう……)
三者三様ではあったが、いずれも巨乳だった。しかも三人ともまだ少しも垂れていない。
「ねぇ、健太ちゃん、健太ちゃんって、足が長いから、お口が届かないの。だから、浴槽の縁に腰かけてくれるかしら……」
すぐに反応し、咲枝の言う通りにした。浴槽に縁に尻をのせると、立ち上がる肉棒だけが目立ち、少し恥ずかしくなる。咲枝の目が爛々と輝いていた。
「素敵よ。ああ、長くて、太くて、それに硬い……。熟女に理想的なお魔羅……。ああ、あたし、もう、だめ……挿し込まれる前から、ううっ、あたし、達しそう……」
咲枝はいきなり、肉棒の先端を咥え込んできた。ついさっきもそうだった。義母や留美子は咥え込むのに苦労していた。それを咲枝は簡単に喉奥にまで挿し込んだ。表情を見たかったが、庭での行為なので、暗すぎてよく見えなかった。
(いまはよく見える。咲枝さん、あんなに大きく口を開けて、うわぁ、僕のち×ぽに、咲枝さんの口が押し広げられている……)
呑み込みながら、咲枝の顔の美貌が歪んでいた。しかし、咲枝は恍惚とした表情をしていた。少しも恥ずかしそうではない。咲枝は肉棒を咥え込んでいる自分の顔を見て欲しい、と願うように、先端を含んだままに健太の顔を見上げ、うるんだ眼のままに微笑んだ。
咲枝は何か訴えようとしている。隙間なく口に埋まっている肉棒が、咲枝の声を殺している。しかし、意味がすぐにわかった。
(咲枝さん、僕に腰を動かせ、と言っている)
咲枝の手が健太の腰に回り、力を加えて、前後運動を促していた。
(咲枝さん……凄く積極的……)
健太は促されるままに、ゆっくりと尻を前後に振りはじめていた。
咲枝の顔を見る。苦悶の表情なのか、悦びの顔なのか判別できなかった。
(咲枝さん、悦んでいるんだ)
それは健太の腰に回った咲枝の手の動きにより理解できた。遠慮してゆっくりと腰を振る健太の動きを速めようと、咲枝は自らの手の動きで促していた。
咲枝はイラマチオを望んでいるようだった。
「だめだよ、咲枝さん……。こんなことしてたら、僕、また、咲枝さんの口に出しちゃう」
健太の言葉に、咲枝の動きが止まった。未練そうに口から肉棒を解放する。
著者: 小鳥遊葵
「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。