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「あっ、ああっ」ばったりと手をついたところで鼻先に突きつけられたのは、弓なりの硬直を誇る肉刀である

鳴瀬夏巳

「風呂場だ、風呂場。そっちだろ」
蔭山が背中を小突いてくる。
「は、はい……」
亜佐美は糸の切れた凧のような心許ない足取りで歩を進めた。
パウダールームですべてを脱がされ、バスルームへ追いやられた。蔭山の手がドアを閉めると、そこは密室同然である。
長大な肉凶器に萎えた気配は見られない。次なる獲物をつけ狙う如く、ピクピクッと引きつっている。切っ先にも刀身にも、恵子の体液と蔭山自身の精がまだらにこびりつき、見るも淫猥な輝きを放った。性臭が芬々と漂って嗅覚を脅かす。亜佐美は顔を背けた。
そこへ長い腕が伸びた。上腕部を取られ、蔭山の足下に跪かされてしまう。
「あっ、ああっ」
ばったりと手をついたところで鼻先に突きつけられたのは、弓なりの硬直を誇る肉刀である。生臭さがまともに鼻を打った。たまらず目を伏せ、顔を顰めた。
蔭山は咎めるように、切っ先で鼻先を突きあげ、グリグリと擦りつける。
「あ、イヤあっ」
姉の凌辱の証がこってりと塗りこめられ、鼻腔にまで入りこんでくる。
「やめてくださいっ……やめてええっ……」
亜佐美は息をとめてかぶりを振った。そうでもしないと、脳髄まで冒されそうな性臭がツンッと鼻の奥まで襲ってくるのだ。
だが、そうそう長くとめていられるものではない。鼻の呼吸を我慢していると、自然と口が開いてしまう。

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