ミニスカートが捲れ上がり、どっしりとした臀部の全容が曝さらけ出される

慎吾はただ熱病患者のように立ち竦むばかりだったが、ハイテンションの亜紀はそのまま後ろを振り返り、今度は大きなヒップを股間へと押しつけてきた。
（あぁ！お尻が丸見えだ!!）
ミニスカートが捲れ上がり、どっしりとした臀部の全容が曝さらけ出される。
尻の谷間に喰い込んだ黒い紐のような布地を見る限り、Ｔバックを穿いているのだろう。小麦色に焼けた肌とは打って変わり、まろやかな曲線を描く生白い双臀が何とも悩ましい。
そして慎吾は、肉感的なヒップの量感に胸を妖しくざわめかせた。
無意識のうちにそっと手のひらを這わせると、しっとりと吸いつき、まるで搗きたての餅のような感触を与えてくる。
みっちりと蕩けそうな脂肪が存分に詰まっているにも拘らず、それは指を弾き返すような弾力に富んでいた。
「ねえ、何なの？この硬いモノ」
初めて触れた女性の身体の感触は、慎吾にとっては衝撃的なものだったが、感激に浸る間も与えず、亜紀は肩越しに振り返りながら淫らな言葉を執拗に投げかけてくる。しかも腰をくねらせ、淫靡な微笑で見つめてくるのだから堪らない。
下腹部全体に甘美な痺れが走り、放出願望は一気に頂点へと駆け上った。