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じゅっぽじゅっぽと音を立てて陰茎をしゃぶる綾子を見て、裕恵の心臓は早鐘を鳴らしていた

但馬庸太

「ああっ、やめて」
後ろから抱きついてきた祐介に顎を掴まれ、裕恵は無理やり前を向かされる。
綾子は髪を纏める留め具も外され、艶やかな黒髪を弾ませていた。赤く火照った美貌に髪を張り付かせ、凄惨な色気を放っている。
着物はほとんど脱がされて、帯で留められた腰回りに布地が集中していた。
「ほら、お前ばっかり気持ち良くなってないで、こっちもちゃんとしゃぶれ」
「は、はい」
男二人が浴衣を脱いで立ち上がり、勃起した極太の肉マラを恥ずかしげもなく露出させる。
綾子は膝立ちにさせられ、左右から突き出される凌辱棒を潤んだ瞳で見つめた。
「はむ、あむぐ、んぐ」
同時に二本の男根を握ると、先に右の男の逸物を咥える。先端に口付けたと思った瞬間、綾子は亀頭と肉樹の半分を頬張っていた。フェラチオを受ける男が、気持ち良さそうに唸った。
(す、すごい。あんな大きなモノを)
じゅっぽじゅっぽと音を立てて陰茎をしゃぶる綾子を見て、裕恵の心臓は早鐘を鳴らしていた。口奉仕の経験がないわけではない。けれど夫のモノが粗末に思えるほど太く長い肉竿を、簡単に飲み込んでいる綾子が信じられなかった。
頬がへこみ、また膨らんでは卑猥な音色が響く。男たちの肉根を行き来するたびに溜まった唾液が口端から零れる。糸を引いた透明の液体が綾子の乳房に垂れ落ちて、いやらしい光を放っていた。

「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!