リンクに広告が含まれています

これでもう手で臀丘の谷間を割りひろげていなくても、常に初美の肛門は剥きだしの状態になった

結城彩雨

「フフフ、そのままじっとしてるんだよ、初美さん。そんなに見られたいなら、いつもお尻の穴が丸見えになるようにしてあげるからね」
達也はポケットから金属の輪を取りだした。初美のプラチナのブレスレットで、達也が昨日持っていったものだ。
そのブレスレットを輪の中心に初美の肛門がくるようにして、ひろげられた臀丘の谷間にはめこむ。ブレスレットには四本の糸が取りつけられていて、その二本ずつが左右へ引っ張られ、太腿に巻きつけられてはずれないように固定された。
「ああ……そんなひどいことを……」
初美は唇をワナワナとふるわせた。これでもう手で臀丘の谷間を割りひろげていなくても、常に初美の肛門は剥きだしの状態になった。思わず臀丘の谷間を閉じ合わせようとしても、ブレスレットを引き締めることにしかならない。
「気に入ったかい。初美さんのいやらしい尻にはよく似合うよ、フフフ」
「ああ、こんな……」
初美は黒髪を振りたくった。達也のような子供が、どうしてこんなことを思いつくのか。臀丘の谷間にはめこまれたブレスレットが、いやでも肛門が剥きだしなのを自覚させ、外気にさらされている感覚がたまらなかった。
「いい眺めだよ、ほら」
不意に指先がまっすぐ伸びてきて、ブレスレットの輪の中心の肛門をとらえ、初美はあらためて自分の肛門が剥きだしであることを思い知らされた。

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!