「聞いたろう、奥さん」
竜二が志津子の尻を撫でながら言った。
「奥さんは今や日本中の人気者──人妻アイドルにしてオナペットというわけだ。オナペット高島志津子としちゃあ、ファンの期待に応えねえわけにはいかねえよなァ」
何百万人、いや何千万人もの人々が彼女の裸をいやらしい目で見ている事実を、竜二の言葉は志津子に教えた。
「いやああッ」
たまらなくなって乳房と股間を押さえ、晒し者の身を縮こませた。打ちすえられた裸の双臀が夜風になぶられてヒリつくようだ。
「いやか?なら娘と交代するか?」
「ダメええッ」
前屈みのまま首を横に振った。
「だったら、ここで俺とファックするんだ。さあ、一度しか言わねえ。柵を手でつかんでケツを突き出せ」
「あ、ああッ……」
もうどうしようもなかった。志津子は鉄柵にしがみつき、背を反らして竜二に双臀を突き出した。眼下に無数のフラッシュが閃いている。崩れそうになる腰を竜二の手にがっしりと支えられた。
犯される……こんなに大勢の人の前で……見られながら犯される……。
目もくらむような羞恥、そして昂奮だった。奈落の底に突き落とされながら、志津子の肉体は火柱のように燃え上がっていた。灼熱の先端で割れ目をなぞりあげられると、それだけで達してしまいそうになった。
「あああッ!」
「いくぜ、奥さん」
竜二がグイと腰を突き入れた。
いやああああああーッ!!
著者: 御堂乱
「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!