これに蔭山が油を注ぐ。尻割れをいやというほど満開させ、その中心の最も恥ずかしい部位をツンッと小突いたのだ。
「ひいいいっ!」
ゾクゾクゾクッとする掻痒感が、肛門から一瞬の間に背中全体へと駆けずりまわる。恥ずかしい叫声が我慢する暇もなく噴きこぼれた。背筋が勝手に反りかえる。呼吸が一瞬とまってしまう。恵子の身体は硬直を余儀なくされながら、妖美極まりない体感をキリキリと噛みしめた。
さらに蔭山はお尻を両手に抱えこんで、肛門を舌先でクリクリと小突きまわした。恥ずかしい尻割れに蔭山がすっぽりと顔を埋め、肛門を味わっている様がありありと浮かんだ。
いや、それどころか、彼女が浮かべた場景は、亜佐美が現実のものとして目の当たりにしているのである。恵子は我を忘れて熟尻を捩りたてた。
「あ……亜佐美ちゃん、見ないでちょうだいっ……あ、あ、あっ……お尻がっ……お尻がっ、ああっ……ひいいいっ……」
ナメクジを思わせる舌ビラが、ドリルさながらグリグリグリッと肛門をほじくりかえした瞬間、背中から後頭部にかけてザワザワッと怖気が走った。背筋が弓なりにしなり、四肢が小刻みに震えおののく。重々しく垂れさがった巨乳がブラブランッと切なく揺れ動いた。
「もう……もう許してっ……あ、あうっ……お尻は許してっ……」
肛門をしゃぶられるなど、夫相手にさえ一度も許したことはなかった。ましていまは実妹の目の前だ。ほっそりとした優美な手が、カーペットの毛足を引きちぎらんばかりに爪を立てた。
やっとのことで熟尻が解放された。途端、総身から緊張が脱落し、カーペットに沈みこみそうになった。けれど獣のポーズは両膝に支えられて崩れない。恵子は熟尻を惨めに突きあげながら、力なく顔を伏せた。体内を肛門舐めの余韻がどんよりと流れていく。

出典:~美臀妻 彼女は犯されるほど美しくなる~
著者: 鳴瀬 夏巳
人の妻だからこそ、雪のように美しい尻だからこそ、触りたい、穢したい、独占したい!……37歳、30歳、24歳――白昼のリビングで初めての肛姦。抗う言葉が徐々に甘い調べに変わり、自ら双臀を震わせ……。生贄の道を歩むしかない、美臀奴隷誕生の時が近づく。人妻の「本当の性」を露わにする最高のインモラル!