喜悦に咽ぶ乳首が美幸自身の手によって中央に寄せられ、望んで肉棒に押し当てられる

「あ……っ。うはぁぁっ」
汗とカウパーで滑った賢太の指が、図らずも左右の乳輪を手放し、跳ねた乳房が、ちょうど突き上がってきた肉幹を打ち据える。
「ひぁっ、あぁぁぁんっ。はぁっ、あ、ひ……っ！きちゃ、ぅぅっ！」
またも訪れた不意の衝撃を、美幸は口端からよだれをこぼし、受け止めた。
喜悦に咽ぶ乳首が美幸自身の手によって中央に寄せられ、望んで肉棒に押し当てられる。切羽詰まった賢太の嬌声を聞いた瞬間から、より淫蕩に身も心も染め。乳圧と摩擦を駆使して、放精をねだった。
男女双方が注目する先で、乳首が着実に隆起する。陥没していたのが嘘のように、尖り勃ってゆく。
「勃って、ます、美幸さんっ」
左右とも完全露出した美幸の乳首に、再度、感激した賢太の指腹が接着する。
局地的に強い刺激が及ばぬよう、乳房全体を手の平で揉み捏ね、周辺の肉ごと愛撫する。それでも剥き出されたばかりの乳首は敏感に悶え、弾み、じきに美幸の口腔から感極まった嬌声が紡がれた。
「ンッ……ンン！ふぁっ、あっ、あ、ひィィッッ！」
鳴き声のリズムに沿う形で乳房が上下し、肉棒を扱き立てる。摩擦が速まるにつれて手中に収めた彼女の乳首も硬度を増す。
賢太は美幸の隆起乳首に、美幸は乳の谷間の肉棒に。互いに意識を振り向け、相手の悦びようを確かめて、奉仕に熱を込めてゆく。