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張型などというおぞましい道具でもてあそばれるというのに、初美は熱くたぎった柔肉が待ちかねていたように張型にからみつき、ヒクヒクとうごめいて吸いこもうとざわめくのがわかった

結城彩雨

「イッていいんだよ、初美さん」
達也がニヤニヤと笑うと、いきなりグロテスクな張型を手にして、洗濯バサミで開かれている初美の陰裂に押しつけた。
「ああ、なにをッ……ひッ、ひいーッ」
初美がなにをされるか気づいた時には、張型はジワジワと沈んできていた。
張型などというおぞましい道具でもてあそばれるというのに、初美は熱くたぎった柔肉が待ちかねていたように張型にからみつき、ヒクヒクとうごめいて吸いこもうとざわめくのがわかった。
「そ、そんなもの、使わないでッ……あ、あむ、むむ……」
初美はのけぞったまま白目を剥いた。
張型の先端が子宮口に達し、肉環をなぞるように動いた。後ろの肛門からはピュッ、ピュッと薬液が断続的に射精をつづける。
次の瞬間、初美の裸身が宙にガクンとのけぞって、キリキリと収縮した。
「ひいーッ……」
初美は白目を剥いてさらに二度三度とのけぞり、張型とノズルをおそろしいまでにくい締めた。おおっと見ている者からどよめきがあがった。
「やっぱり気をやったね、初美さん。わかっていたけど浣腸との相性がこんなにいいとはあきれるな」
達也がからかっても、初美は反応は見せずにハアハアと息も絶えだえにあえぐばかりだった。

出典:~美母と群狼 息子の目の前で (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

(あの子に見られたりしたら、私たち、破滅よ……)背後から息子の悪友に貫かれ、恍惚に喘ぐ初美は、誰にも見せたことのない淫らな牝の顔を浮かべていた。体育館、通学電車、寝室…時と場所を選ばない狼たち。最後の矜持を振り絞る美母の想いを打ち砕くように、物陰から覗き見ている我が子の手には浣腸器が!