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肉色のバイブレーターの太筒に、薄ピンク色の粘膜がえぐり込まれては捲り返される

御堂乱

いつの間にか近づいていた昌平が、弥生の手にバイブレーターを握らせた。
ブーン──。
すでにスイッチの入った性具は、淫らに振動しながらクネクネとうねる。先端はまだ、志津子の愛液でネットリと濡れたままだ。
「あああッ」
弥生は唇を開くと、握りしめた淫具の先端を開ききった股間の中心に突きたてた。
大きく背を反らせながら、ズブズブと花芯に沈めていく。
「あ……あ……あぐぐぐッ」
快美を噛みしばる凄艶な美貌は、もう立派に大人の女であった。知美を救うために始めた自慰だが、今はもう自分を抑えることができない。
「あぁううッ、あぁうううッ」
自らの肉を苛むように荒々しく抜き差ししながら、弥生は浮かせた腰を大きくグラインドさせた。肉色のバイブレーターの太筒に、薄ピンク色の粘膜がえぐり込まれては捲り返される。ジクジクと滲み出る透明な花蜜。やがてそれが白い本気汁に変わりだす頃には、部屋中に女の甘い淫臭が立ちこめていた。
「あううッ、も、もうッ!」
腰をくねらせながら、弥生は全身を痙攣させた。
「イ、イクッ!!ああッ、イッちゃうううッ!!」
弓なりに反って硬直したかと思うと、そのままブルルッ、ブルルッと身震いし、糸の切れた操り人形のようにガックリと弛緩してしまった。
ウィン、ウィン……。
激しかった絶頂を物語るかのように、床に転がったバイブがうねりながら湯気を立てている。
ハアッ、ハアッ……。

出典:~立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

著者: 御堂乱

立てこもり 高島家すべての女が奴隷になった日

「どこまで許せば満足してくれるの? もう出てって」男の肉茎をしごかされながら悲壮な目で訴える志津子。二人組に占拠された高島家のリビングで続く凌辱の狂宴。妻の痴態を力なく見守る夫、婚約前の躰を穢される家政婦。ついには身を挺して守ろうとした愛娘の操までが……極限状態下に置かれた男女がさらけだす愛と性の真実!