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夏子は後ろから冷二に、肛門をガッシリと杭みたいにつなぎとめられている

結城彩雨

「うむ、ううむ……」
「フフフ、すっかり入ったぜ、奥さん。これが俺だ。五郎とはだいぶちがうだろうが」
後ろから黒髪をつかんで覗きこんだ夏子の顔は、血の気を失って苦痛にひきつっているとも、肛交の妖しい快美にひたっているとも見えた。
「うむ……死ぬ、夏子、死んじゃう……」
夏子は裸身をブルブルとふるわせるばかりで、もう身動きすることもできなかった。
もうろうとかすんだ目に、男たちが裸になって肉棒を乱立させるのが見えた。そして、ニヤニヤと欲情したいやらしい顔……。
「ああ、いや……いやあッ……」
思わず逃げようともがくと、肛門に激しい痛みが走った。夏子は後ろから冷二に、肛門をガッシリと杭みたいにつなぎとめられている。
「フフフ、さっき言ったラストチャンスだけどよ、奥さん」
そんなことを言いながら、冷二は夏子に手拭いで目隠しをした。
「いろんな形が奥さんのオマ×コに入るんだ。どれが五郎のか見事に当てたら、そこでやめてやるぜ」

出典:~人妻肛虐調教週間 (フランス書院文庫)

著者: 結城彩雨

どうして、こんなことに……なってしまったの……。淫鬼の奸計に堕ち、調教地獄に見舞われた夏子。夫にさえ晒したことのない菊門に浣腸の毒液を注入されながら、悲哀の翳りを頬に浮かべる姿は、あまりにも美しすぎた……。運命なのか? それにしても、何たる皮肉だろうか? 肉悦の中を彷徨う人妻は、肛虐奴隷として生きるしかない!