肛門が拒絶するように蠢くのがたまらない。そこを無理やりズズッ、ズズッと犯していくのだ。

「いかがですか、お尻の穴を犯される気分は？フフフッ」
のけ反った背中に覆いかぶさり、耳もとにいやらしく囁きかける。
その間もゆっくりと腰を押し進めて、人妻の未開の地に剛根を埋めこんでいく。肛門が拒絶するように蠢くのがたまらない。そこを無理やりズズッ、ズズッと犯していくのだ。
「ひっ……ひっ……そんな、お尻……ひああっ」
悲痛な声をもらしているが、それほど痛みを感じているわけではないらしい。
（想像以上の順応ぶりだ。今日中にいいところまでいくかもしれないぞ）
巨大な亀頭さえ挿入してしまえば、あとは慣らしていくだけでいいはずだ。そのとき旦那思いの淑女が、どんなふうに乱れるのか楽しみでならない。
「ご主人も入ったことがない場所に、僕のモノが埋めこまれてるんですね」
「ううっ、酷いわ……ひむうっ、苦しい……」
夫人は片頬をシーツに押し当てたまま、背後を仰ぎ見て涙を流す。
「神谷さんがこんなこと……はンンっ、する人だったなんて……」
じりじりと侵入を続ける剛直に怯えながら、令夫人は精いっぱいの抗議の言葉を口にする。しかし抵抗する術はなにもなく、ただアナルを犯されるしかない。
「心配しなくても、すぐにお尻の穴が大好きになりますよ。ほら、もう根元まで入りました」
最後にズンッとひと突きして砲身全体を叩きこむと、汗にまみれた女体に手のひらを這わせていく。優美な曲線を描くウエストを撫でまわし、乳房とシーツの間に手をこじいれる。柔肉を揉みしだきながら、硬く尖った乳首を摘みあげた。
「くううンっ……や、いやです……あうンっ、もう許してください」
夫人が訴えてくるが、決してマッサージの手は休めない。初めて受け入れた肛門を、こうしている間に極太に慣れさせるのだ。
「そろそろ動いてもいいですか？仁科夫人もたまらなくなってきたはずです」
ゆっくりと慎重に腰を引いていく。すると肛門がめくり返り、直腸壁が異物を押しだすように蠢いた。
「うはああっ……ひっ……ひっ……」
貴婦人にあるまじき淫らな声があふれでる。
おそらく排泄に似た感覚を味わっているはずだ。それも自分の意思ではなく、勝手に直腸壁と肛門を擦られる未知の感覚。令夫人を襲っているのは苦痛をともなう快楽なのか、それとも快楽をともなう苦痛なのか……。
いずれにせよ、挿入時の激痛は消え去り、妖しい感覚に翻弄されていることは間違いない。
（狂わせてあげますよ。お尻の穴でね……）
神谷は目を爛々と輝かせて、ペニスを排泄するアナルを見つめていた。