唇が緩み、呑みきれない牡汁が、口角を白く汚していく

「んぐ……あふ……ほ、本当に不躾な方だわ……でも、許してあげますわ。だって、こんなにたくさん出してくださったんですもの……あふ、こぼれそう……高野さんが悦んでくださったのなら、これくらいのことなんでもない……んぐ。ごくん」
「あぁ、文子さんってなんて優しいんだ……やっぱり園長先生ですね。うぐ、あう」
仰向けになった勇作の股間に俯き、文子が夢中で汁を嚥下している。その文子の女の穴に、自分の吐精のリズムに合わせて、勇作が指を抜き刺ししている。
「あぁ、そうされると……またきちゃう……んぐう」
何度目かの歓びに襲われ、文子が身体を震わせる。唇が緩み、呑みきれない牡汁が、口角を白く汚していく。
男の汁まみれになっている文子が、素直に勇作は愛しく思えた。