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ズパンッ、と盛大な肉の衝突音が響き、賢太と美幸の下腹肉が同時に波打った

空蝉

「ぁ、はっ、イッ……クぅぅ」
「んぅっ、ぁ、ふぅぅ……ンッ、ちゅうううっ」
喘ぎ仰け反る朱里が、抱き締める美幸共々震える腰をグラインドさせる。自慰の手を止めぬまま。結が唾液滴る舌を男女の接合部へと摺り付けた。
朱里と賢太、結と美幸と賢太。二点の接合部でズビズビと啜り響く猥褻音色に、四人揃って心呑まれ、狂乱の声を上げる。
限界を超えて膨張した男根が、内より美幸を圧迫し、応じる美幸の腰が幾度も強かに、賢太の腰に擦り付く。
「ひっ……んんあああああっ!」
ズパンッ、と盛大な肉の衝突音が響き、賢太と美幸の下腹肉が同時に波打った。
直後に二度目とは思えぬ大量の精汁が、美幸の膣内で射出される。直射を受けた粘膜が痙攣を起こし、美幸の尻たぶがギュッと窄まる。搾り啜られる感覚に囚われた肉棒からさらなる白濁が噴き上がり、収まりきらぬ分が結合部から漏れ溢れた。
「ぃう……っ!ぁは、あぁぁ……あ……っ、熱ぅ……イイっ、また、イクぅッ」
感極まった上ずり声を響かせる美幸の表情を、見たい。手の平に伝わってくる、ビンビンに勃起した愛しの陥没乳首も、見たい。抗い難い欲求に憑かれた賢太の唇が、息苦しさも忘れて、真上に居座る熟肉を舐り啜った。
「ひぁあはぁんっ……そんなにしたらあたしもっ、ひゃあっあッはァァ……!」
汁濡れた腰を前後に激しく滑らせて、再度の絶頂に達した後。グッと押し付けた朱里の股座が、潮を噴く。
おかげで一層呼吸の確保に追われる事となった賢太が、繰り返し首振り、ばたつき、腰を跳ね上げた。その振動に煽られ、跨がる二人共が三連続の肉悦の高みへと上り詰め。

出典:~ときめきアパート性活 愛しの管理人さんと魅惑の隣人たち (リアルドリーム文庫)

著者: 空蝉

ひとつ屋根の下 恋色の陽だまり ボロアパートに独り暮らしをする浪人生・賢太は、一癖も二癖もある隣人たちと深い仲になる。「初めてのおっぱいの感触はどう? 柔らかい?」妖艶な美女・朱里に自信をつけさせてもらった賢太は思いを寄せる管理人の美幸とも心の距離を詰めていくが、なかなか一線を越えられずにいた。浪人生に春は来るのか!?日常に密着したエロス、リアルな舞台設定で送る官能小説レーベル!