慎吾の優香に対する思いは、このときに決まったと言っても過言ではない。
グッと前方に突き出たバストは、いつもボタンが弾け飛びそうなほどの膨らみを見せており、彼女が身体を動かすたびに誘うように揺れた。
あの胸に顔を埋めたいと、何度思ったことか。バストばかりか、丸みを帯びた大きなヒップも慎吾の興味を惹いた。
バックスリットが入ったスカートはウエスト部分が絞られ、腰回りをくっきりと目立たせている。
優香が問題を教えようと前屈みになったとき、慎吾はいつも椅子に深く背もたれ、ヒップを覗き込んだものだ。横目でちらりと盗み見たときの背徳感と感動は、決して忘れることができない。
可憐な容貌からは想像もつかない大きな双臀。それは円球のようなカーブを描き、蕩けそうな脂肪をたっぷりと詰め込んでいるかのようだった。
スリットの奥から見えた太股の裏側にも適度な肉がつき、何とも言えない弾力性に富んでいる。逆V字の、スリットの上方にある暗がりがとても悩ましかった。
ヒップが描く見事な曲線に、手のひらを這わせてみたい。いったい何度そう思ったことだろう。勉強中に股間を膨らませてしまったことも、一度や二度ではない。
優香が帰ったあと、慎吾は必ず自慰でそれらの思いを発散していた。その行為に自己嫌悪を覚えるほど、心の底から優香に思慕の念を抱いていたのである。
出典:~あぶない誘惑ビーチ ビキニ女子大生の童貞指南 (リアルドリーム文庫)~
著者: 早瀬 真人
「もう少し我慢したらいっぱい射精させてあげるからね」 海の家のアルバイト中に、水着姿も艶めかしい女子大生コンビ・亜紀、恵美と知り合いになった慎吾。誘惑されるままに筆下ろしをしてもらう約束をするが二人の友達が中学時代に憧れていた家庭教師のお姉さんで!?ちょっとMっ気のある少年の蕩ける初体験のお相手は――。