ずぶむちゅ、とまだ充分に濡れていない肉孔を穿られる

「こ、この変態！なにが抵抗しろよ！私はあんたを喜ばせるために抵抗してるわけじゃ、ひっ、あ、くひぃいっ！」
反抗も長くは続かなかった。祐介の指が唐突に女孔へ挿入されたのだ。
ずぶむちゅ、とまだ充分に濡れていない肉孔を穿られる。防衛本能が働いて膣壁が指を絞り出そうとするも、凌辱者に比べれば力は微々たるものだった。
「おや、なかなかいい濡れ具合じゃないか。興奮してるのか」
「してるわけないでしょ、ん、やっ、はぁ、やめて、うんぅっ」
膣内を掻き回されてビクビクっと背筋が震えた。性楽と思しき衝動が迫り上がってきて、結衣は歯を食いしばる。
（ありえない。こいつに触られて感じるなんて絶対に……！）
否定はしている。言葉でも心でも、拒絶は続けているのだ。
しかしどれだけ強い意志を示しても、結衣はたった一匹の悪狼からは逃れることはできなかった。
哀れな仲居頭は、女壺を弄られ続ける刺激に耐えるしかなかった。