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肛花に力を入れたことで、入り込んでいた裕恵の舌を強く引っ張り入れてしまう

但馬庸太

「はぁあっ、奥まで入って、あ、やぁんっ。な、舐めないでください」
肛花に力を入れたことで、入り込んでいた裕恵の舌を強く引っ張り入れてしまう。裕恵は抜くでもなく、流れに身を任せて吸い込まれるまま舌を差し込んだ。
「どう?気持ち良くなってきた?」
直腸の繊細な襞を舐め回しながら、裕恵が妖しく語りかけてくる。
「良くなんてありませんから、なにも感じませんから早くやめてくださ、あぁあっ」
ぐぅっと舌の限界まで入れられ、結衣は戦慄いた。気持ち良くはないけれど、何も感じてない女の反応ではなかった。
結衣の耳にさえいやらしく響いた己の声に、美貌を真っ赤にして恥じ入る。
「よっぽど女将の舌がいいんだな。嫌がってる女の声じゃねぇだろ」
「あ、あんたは黙ってて……ひっ、ひいっ」
祐介を睨みつける視線さえ、途中で弱弱しいモノに変わる。
同性、しかも尊敬している人による肛門愛撫は、結衣から抵抗の力を奪っていく。
「そろそろいいんじゃねぇか。だいぶほぐれてきただろ」
祐介の言葉に、裕恵が頷いた。そしてようやくほんのり上気した顔を上げて、結衣を遠慮がちに見つめてくる。

「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!