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限りなく限界まで開かされた口腔で、肉塔がぬちゃぬちゃと唾液で遊ぶ

但馬庸太

「歯は立てるんじゃないぞ。お客様に傷をつけたらお前個人に借金ができるからな」
祐介に後ろ手にされ、後ろから顎を掴まれて佐伯の前に跪かされる。
「ふざけないでよ!私はこんなの承諾した覚えはないんだから!」
「ふふふ、しっかり押さえてろよ狩野。堪らんな、これがどう変わっていくか」
結衣が抵抗している間も、佐伯が舌舐めずりしながら近づいてくる。逃げようにも男の力には敵わず、ついに長大な勃起が眼前に突きつけられた。
顎を掴む手に力が加えられ、無理やり口を開かされる。
淫水灼けした肉突起が照準を定め、結衣の薄桜色の唇に微かに触れた。
「お、お願いひましゅ、待ってくださ、ごぶううっ!」
上目使いとなり、必死に懇願する結衣の口は無残に抉じ開けられた。
「おぉ、いいね。根元まで呑み込む蛇の口だ」
佐伯は愉悦に笑み、腰を揺すった。
限りなく限界まで開かされた口腔で、肉塔がぬちゃぬちゃと唾液で遊ぶ。祐介とはまた違った牡の匂いに、結衣の肢体が震えて拒絶を表していた。
(ああ、そんな。また別の男のモノを……)
結衣は己の口へ侵入してきた掘削棒に呻いた。祐介のみならず、佐伯の逸物まで奉仕させられている。
たとえ無理やりだとしても、気持ちは夫への裏切りとして認識し、罪悪感を覚えてしまう。

「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!