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灰色のボクサーパンツも躊躇せず脱ぐと、中心からビンッと逞しく長大な屹立が飛び出した

但馬庸太

「大切な記念日に性の潤いがないなんてあまりにも寂しいからな」
勝手なことを言いながら、祐介はポロシャツとチノパンを脱ぎ捨てた。灰色のボクサーパンツも躊躇せず脱ぐと、中心からビンッと逞しく長大な屹立が飛び出した。
(え、嘘でしょう。なんなのあのサイズ。あんなの見たことない)
琴乃の経験人数は五人。だがその誰もが平均サイズで、祐介の勃起は琴乃の知っているシンボルよりも二周り近く巨大だった。
(あんな凶悪なモノを入れるつもりなの)
怯えからか喉が鳴った。麻痺させられた四肢がわずかに戦慄いた。
「さあ奥さん。あんたのオマ×コがどれほどいいか味わわせてもらうぞ」

「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!