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固い肉豆を優しく愛撫されるうちに、心地良い痺れが全身にひろがっていく

御堂乱

「ああっ、そこはダメっ」
自分でも触れたことのない秘部であった。固い肉豆を優しく愛撫されるうちに、心地良い痺れが全身にひろがっていく。少女は背中を反らし、ヒルダに身体をあずけるようにした。
「あふぅうううっ」
「ウフフ、うっとりしちゃって。いやらしい子だねえ。そんなにここが気持ちいいのかい?」
「そんな……うううっ」
シャルロットは眼に涙をため、弱々しくかぶりを振った。
(ああ、どうしたというの?……身体が……身体が痺れる……)
腰骨がとろけるような甘い官能性の痺れは、清純な少女が一度として経験したことがないものだ。未知の感覚が少女を怯えさせ、戸惑わせた。
(ママ、助けて!)
心の中で母親の名を呼びつつ、
「お、お願いです……もう……」
許してほしいと女看守長にすがった。

「全員、裸で壁際に並んで、尻をこっちに向けろ」夫の目の前で、餓えた獣たちの餌食になる令夫人。愛する娘をかばうため、兵士に強姦される人妻。収容所内で淫らな性的拷問にかけられる美母娘。縛られ、穢され、弄ばれ……無残に横たわる裸身。敗戦国を舞台に御堂乱が描く壮大なハードロマン!