「離してくださいっ。お願い、離してっ。ち、乳首が……」
またも恵子は苦悶を余儀なくされていく。屈辱と疼痛のあまり、反駁の気力は跡形なく消え失せた。身も世もなく恵子は許しを乞う。やっと乳首が解放されると、がっくりと項垂れた。
「う、うううっ……」
「よし。ケツを出しな」
蔭山が当たり前の語調で命じた。
「は……はい……わかりました……」
恵子は力なく頷く。乳首に受けた痛みが彼女を従順にさせた。疼く胸を両手でかばい、身体の向きを反対にする。鉛の如く重い身体は、まるで自分のものではないみたいだ。にわかにこみあげた嗚咽を歯を食いしばって堪え、がっくりと両手両膝をついた。自然と首が垂れていく。汗ばんだ額がカーペットに密着する。このまま気を失ってしまえたら、と恵子は願った。
蔭山の手で膝の間隔をひろげられる。肩幅程度の広さだが、これで尻割れの奥底から陰部にかけて、恥ずかしい秘所すべてが目の当たりにされてしまう。
後ろから魔手が腰に添えられた。恵子の唾液にまみれた熱っぽい尖端が、会陰をツツーッとすべってくる。ゾクッと肌がざわめきたった。

出典:~美臀妻 彼女は犯されるほど美しくなる~
著者: 鳴瀬 夏巳
人の妻だからこそ、雪のように美しい尻だからこそ、触りたい、穢したい、独占したい!……37歳、30歳、24歳――白昼のリビングで初めての肛姦。抗う言葉が徐々に甘い調べに変わり、自ら双臀を震わせ……。生贄の道を歩むしかない、美臀奴隷誕生の時が近づく。人妻の「本当の性」を露わにする最高のインモラル!