四つん這い

鳴瀬夏巳

それでも四つん這いを作り、二人の男に尻を向けた。

「は、はい……」 すすり泣きながら重い身体を起こす。絶えず鳴り響く轟音のせいもあってか、頭がぼうっとぼやけて白々と灼けていく感覚に捕らわれる。上体を支えるのもやっとの状態である。それでも四つん這いを作り、二人の男に尻を向けた。こみあげる羞恥...
鳴瀬夏巳

よろめきながら膝をついた。尻を高々と突きあげて、凌辱者の歓心を買うべく淫らに肢体をくねらせる。

「イヤよっ。困るのっ……。それなら……いっそお尻にっ……お尻にしてっ……」 混乱の極みに追いあげられて、理香は思わず哀願する。望まぬ精を子宮に放射される恐怖で、身も心も竦みあがっている。戦慄する肢体を起こし、よろめきながら膝をついた。尻を高...
鳴瀬夏巳

ワンピースの水着を剥ぎとった。美尻がプルルンッと不安げに顔を出した。

ところが理香は顔を背けた。奥寺を押しのけ、すがるようにドアに達すると、膝立ちになってドアノブに手をかける。美尻が儚げに緊張を孕み、布地の食いこみはキュンッといっそう深まった。膝立ちの美尻はどことなく心細げに見えた。 それがまた獣性を駆りたて...
鳴瀬夏巳

美麗なヒップを奥寺に向け、階段に這いつくばって動けない

恵里子は呆然とした面持ちで、身体を捩りたてている。 それでもようやく身繕いをはじめた。タオルで髪を拭うことすら忘れている。キャミソールとパンツ姿に戻った恵里子は、ふらふらと通路に出た。奥寺が後ろから肩や背中を小突き、どんどん歩かせる。二本の...
鳴瀬夏巳

それから女体を裏返し、美尻を上向かせる

官能に火照った女体を対面座位から床へ放りだし、結合を解いた。それから女体を裏返し、美尻を上向かせる。恵里子は俯せで大の字だ。奥寺はシャワーソープの粘液を尻割れに大量に垂らした。女体がピクッと動いた。オレンジ色の粘液は尻割れに見るみる浸透して...
鳴瀬夏巳

膝立ちのまま、上体を屈めてパンティをおろしていく

「いいから全部脱げ。フフフフ。今日はベージュか。Tバックじゃないのか。かわいらしいものを穿いてるな。らしくもない」 「あ、ああっ……。言わないでっ……」 顔から火の出るような羞恥に苛まれつつ、パンティに手をかけた。ありふれたベージュのフルバ...
鳴瀬夏巳

けれど意思とは裏腹に、巨尻はいっそうクニャクニャと艶めかしい蠢きをさらしている

いや、スツールを跨ぐ形で拘束した分、股間がぽっかりと開き、余計に卑猥な体勢となった。その上、尻の巨大さが引き立つ。伸縮素材のスパッツも、さすがに張力の限界まで伸びきっている。尻割れに沿ったシームはいまにも張り裂けんばかりである。 「いい格好...
鳴瀬夏巳

丸々と肥えた巨尻が惨めに突きだされ、昨日の猫のポーズを彷彿とさせる

怯む比佐子を無理やり立たせ、スツールの座面に腹這いにさせる。固定させるには、床に落ちていたタオルがお誂え向きだ。タオルを使って比佐子の足をスツールに括りつけてしまえば、女体は尻を突きだした恥ずかしい姿でほとんど固定されてしまう。 「ああっ…...
鳴瀬夏巳

あたかも風船を目いっぱい膨らませたように、巨尻がますます膨張して見えた

比佐子は両手と両膝をマットにつき、背中を弓なりに反らし、顎は大きくあげていた。ヨガでいう「猫のポーズ」だ。自然と尻が突きだされるわけである。背中を反らせば反らすほど、また顎をあげればあげるほど、尻は鋭角的に突きだされ、ただでさえ丸々と肥えて...
鳴瀬夏巳

女が四つん這いとなり、ライトグレーのロングスパッツをピチピチに張りつめさせた尻を差しだし

そこで奥寺の足はとまった。 入り口を過ぎるなり出くわしたのが、女の巨大な尻だったからだ。 入り口脇のストレッチマットで女が四つん這いとなり、ライトグレーのロングスパッツをピチピチに張りつめさせた尻を差しだし、「さあ、見て」と言わんばかりに奥...
羽沢向一

もう一度膝をつき、紅白の尻を上下左右にくねらせながら、教室から廊下に出た

言い訳にならない言い訳を口にしながら、尚樹は指をドリルのようにうねらせ、ボンデージの中の女肉を掘り起こしていく。 「はんんっ、気持ちいい!そのままつづけて。このまま話させて、あああ、いいのっ!」 彩海のよがり声が、薄暗い生物室の中に反響する...
羽沢向一

彩海が子犬の鳴き声じみた嬌声を放ち、ぴょんと尻をあげた

彩海が子犬の鳴き声じみた嬌声を放ち、ぴょんと尻をあげた。床に着けていた両膝がまっすぐに伸びる。高くなった彩海の太腿の間に、尚樹の指が潜りこんでいた。レザーの表面を指がへこませて、内側のやわらかい肉をこねまわしているのだ。 「あっ、ああん!そ...
羽沢向一

彩海の身体が頭を下げて、豊臀をあげる姿勢になった

彩海の身体が跳ね上がり、四つん這いの手足が崩れた。ベッドの上に胸も腹もぶつかる。 「んっひいい!あっおおおう!」 バイブのうなりに合わせてくねる尻たぶを、尚樹は強くつかんで、強引に持ち上げる。彩海の身体が頭を下げて、豊臀をあげる姿勢になった...
羽沢向一

犬の鳴きまねをして、四つん這いの尻を左右に揺らし、存在しないしっぽをふってみせた

彩海は甘えた犬の鳴きまねをして、四つん這いの尻を左右に揺らし、存在しないしっぽをふってみせた。 尚樹は友人の飼っている柴犬を思い浮かべて、両手で彩海の顎の下をなでまわしてやる。
羽沢向一

彩海の中で一度は消えかけた絶頂の炎が、また高く燃え盛り、無意識に四つん這いの姿勢を取ってしまう

「ごめんなさい、こんなことになるなんて、あうっん!」 絶頂を迎えたばかりの尻を、尚樹の手がまた打った。彩海の中で一度は消えかけた絶頂の炎が、また高く燃え盛り、無意識に四つん這いの姿勢を取ってしまう。 「はあああ……」 掌と膝に床の硬さを感じ...
羽沢向一

四つん這いの身体が前へ移動するたびに、赤いボンデージが食いこむ豊臀が、尚樹の視線をくぎづけにする

彩海の右手が前に出た。つづいて右脚、左手、左足、と動き、生物室の床へ進みはじめる。四つん這いの身体が前へ移動するたびに、赤いボンデージが食いこむ豊臀が、尚樹の視線をくぎづけにする。 今も、尚樹は毎日欠かさず、彩海とひとつのベッドに寝ている。...
羽沢向一

彩海は本物の犬のように背中を曲げては伸ばし、四つん這いの身体をほぐすと、尻を高く掲げた

それまで普通に立っていた彩海が、自分から床に両手と両膝をついた。身体の動きに合わせて、真紅のエナメルの表面がぬらぬらと蠢き、裸体の表面に赤い粘液が流れているように見える。床の上にも、赤い反射光が投影されて、ゆらゆらと動いた。 彩海は本物の犬...
羽沢向一

吐いた亀頭にまたねっとりと頬ずりをすると、彩海は再び四つん這いになった

吐いた亀頭にまたねっとりと頬ずりをすると、彩海は再び四つん這いになった。もう一度魅惑の豊臀を尚樹へ向けて差し上げる。精液を飲んだせいなのか、尚樹は美尻全体から立ち昇る身体の匂いが強くなっていると感じた。とくに黒いレースの網目の向こうにちらつ...
羽沢向一

尚樹の顔に近づけた尻の左右の肉を、彩海自身の両手がつかんだ

尚樹の顔に近づけた尻の左右の肉を、彩海自身の両手がつかんだ。上半身を顎で支えて、指を二つの尻たぶにしっかりと食いこませる。乳房の縦横無尽な柔軟さではなく、みっちりと肉がつまった重いやわらかさが際立った。
羽沢向一

反作用で膝が伸びて、尻がより高く掲げられる

彩海の上体が前に傾き、顎をタイルにつけた。反作用で膝が伸びて、尻がより高く掲げられる。ワンピースの布から移った水滴がいくつも、白い尻たぶの上できらめく。